2022.09.19

イギリス　国葬　女王在位70年

9月19日
イギリス　国葬　女王在位70年　
　
故エリザベス女王の国葬が、日本時間の19時から行われました。テレビで視聴していましたが、厳かですね。まさにイギリスの伝統行事であり、宗教行事だと思いました。

昭和天皇の大喪の礼を思い出しました。初めて大喪の礼を見て、その内容に驚きましたが、これも日本の伝統行事だと思います。同じ伝統行事でも、当然のことですが、イギリスとは全く異なる形式ですね。

聖歌隊による歌、聖書の一部が朗読、ウエストミンスター寺院の大主教の説教、そして、全国一斉に1分間の黙想、そして、国歌斉唱、バグパイプの演奏が行われました。その後、棺はウインザー城に、一糸乱れぬ行列により移されました。

長いあいさつもなく、緊張感のある良い国葬だったと思いました。

日本では、27日に故安倍元首相の国葬の儀が執り行われますが、賛否両論をマスコミが取り上げていました。岸田首相は、法的に問題はないにしても、丁寧でなかった手続きについて、しっかりと謝罪したうえで、8年8ヶ月の長きにわたり、日本の総理を務められたこと、海外からの評価も高いことなどから、国葬の儀を執り行いたい、執り行わせてほしいと訴えるべきだったように思うのですが・・・。

いずれにしても、未だにマスコミが反対意見を採り上げていることに違和感を感じます。政府が国葬の儀として内外に知らしめた以上、みんなで成功させるために協力すべきものなのではないでしょうか。思いは様々あるにせよ、当日はみんなで静かに手を合わせたいものだと思います。