新着情報 / 活動報告

2022.09.01

8月議会一般質問

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9月1日
8月議会一般質問

今回は一般質問作成に苦戦しました。従来なら、随分前から項目を挙げて準備を進めていましたが、今回は暑さによる体調不良も影響したのかもしれませんが、3日前にやっとのことで、取り組み始めました。

取材等を行って、「高齢者虐待」、「子ども若者相談の体制」、「いじめ問題」、「開かれた学校づくり」などから、この8月議会は「いじめ問題」と「開かれた学校づくり」をテーマとした内容を質問することにしました。

第①問目です。
開かれた学校について・・・
開かれた学校とは、家庭や地域社会と連携・協力する学校のことを言います。言うまでもなく、大津市の教育は特色ある学校づくりと地域に開かれた学校づくりを両輪として長年取り組みを進めてこられました。コミュニティ・スクールはそうした取り組みを土台として学校に設置され、学校運営協議会での議論を通し、より一層の開かれた学校づくりが前進することを期待されています。
文部科学省では、学校と家庭・地域との連携・協力は大きく分けて4つの側面から成り立っているといわれており、

1つめは、家庭・地域との間の相互理解に基づき、家庭・地域の意向を反映する学校運営です。
2つめは、学校教育に地域の資源や教育力を活用することです。地域の人材に非常勤講師やボランティアとして協力してもらうことや、地域の施設や自然などを教育活動で活用することなどです。それは地域の特色を生かした教育課程を編成し、地域の特色を生かした教育活動を展開することでもあります。近隣の学校との相互交流や連携もその一つだといえます。
3つめは、学校の保有する資源や教育力を地域社会に開放し、地域の人々の交流の場、地域コミュニティの拠点として学校が機能することです。
4つめは、学校における課題やその課題解決の方向性など、地域・保護者等へ説明責任を果たすとともに、相互の協力体制をつくることです。

このように、4つの側面から大津市における各学校の取り組みを見直してみると、積極的に進めようとしている学校とそうでない学校との差があるように思います。
また、1つめ、2つめのように、安全な登下校のための見守り活動や学校敷地内の除草活動、スクール農園活動、調理やミシンの家庭科学習等、地域の資源を学校に活用することには、大いに成果が上がっているものの、

3つめと4つめのように、びわ湖一斉清掃、運動会や文化祭などの地域行事等への準備や運営への参画を通して、子どもたちが地域で学ぶ機会をつくることや、コンピューター専門の教員が高齢者向けにパソコン教室を開くといった学校資源の地域活用、学校でおこった問題のうわさ話やデマ等が生じることがないように、学校から早期に確かな情報を保護者・地域に説明するといった情報連携などについては、まだまだ課題があるように思います。

また、教育委員会においては、積極的に開かれた学校づくりを推進しようとしている一方で、様々なリスクを気にするがゆえに、開くというよりは閉鎖的になっている側面が見られることは残念なことだと思います。
教育委員会各部署が開かれた学校づくりを推進するための課題点を見出し整理し、改善をはかって展望をもった施策をうちだしていくことが求められているのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

そこで、数点についてお伺いします。
1つめは、まず、開かれた学校づくりについて、大津市内の学校の現状をどのように捉えておられるのか、お伺いします。

2つめは、開かれた学校を推進するためには、言うまでもありませんが、教育委員会が一体的に推進するといった姿勢が大切であり、それを進めるためにも、学校施設等のハード面の安全対策による子どもの安全確保は必要であり、教育委員会としてしっかりと取り組まなければならない課題であると思っております。

そこで、開かれた学校づくりを推進するために、教育委員会が一体的に取り組むことの必要性と学校施設等安全対策の現状をどのように認識されているのか、お伺いします。
以上が質問予定内容です。
いずれにしても、開かれた学校づくりにむけた教育委員会の姿勢を問いたいと思います。

写真 
30日の日におごと温泉を訪問し、来館者等の状況についてお聞きしました。客数は増えてきているとのこと。温泉公園にも立ち寄りましたら、日吉中学校校長時の保護者の方とお出会いしました。驚きました。

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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2022.09.01

8月議会一般質問

1662026474685.jpg 9月1日
8月議会一般質問

今回は一般質問作成に苦戦しました。従来なら、随分前から項目を挙げて準備を進めていましたが、今回は暑さによる体調不良も影響したのかもしれませんが、3日前にやっとのことで、取り組み始めました。

取材等を行って、「高齢者虐待」、「子ども若者相談の体制」、「いじめ問題」、「開かれた学校づくり」などから、この8月議会は「いじめ問題」と「開かれた学校づくり」をテーマとした内容を質問することにしました。

第①問目です。
開かれた学校について・・・
開かれた学校とは、家庭や地域社会と連携・協力する学校のことを言います。言うまでもなく、大津市の教育は特色ある学校づくりと地域に開かれた学校づくりを両輪として長年取り組みを進めてこられました。コミュニティ・スクールはそうした取り組みを土台として学校に設置され、学校運営協議会での議論を通し、より一層の開かれた学校づくりが前進することを期待されています。
文部科学省では、学校と家庭・地域との連携・協力は大きく分けて4つの側面から成り立っているといわれており、

1つめは、家庭・地域との間の相互理解に基づき、家庭・地域の意向を反映する学校運営です。
2つめは、学校教育に地域の資源や教育力を活用することです。地域の人材に非常勤講師やボランティアとして協力してもらうことや、地域の施設や自然などを教育活動で活用することなどです。それは地域の特色を生かした教育課程を編成し、地域の特色を生かした教育活動を展開することでもあります。近隣の学校との相互交流や連携もその一つだといえます。
3つめは、学校の保有する資源や教育力を地域社会に開放し、地域の人々の交流の場、地域コミュニティの拠点として学校が機能することです。
4つめは、学校における課題やその課題解決の方向性など、地域・保護者等へ説明責任を果たすとともに、相互の協力体制をつくることです。

このように、4つの側面から大津市における各学校の取り組みを見直してみると、積極的に進めようとしている学校とそうでない学校との差があるように思います。
また、1つめ、2つめのように、安全な登下校のための見守り活動や学校敷地内の除草活動、スクール農園活動、調理やミシンの家庭科学習等、地域の資源を学校に活用することには、大いに成果が上がっているものの、

3つめと4つめのように、びわ湖一斉清掃、運動会や文化祭などの地域行事等への準備や運営への参画を通して、子どもたちが地域で学ぶ機会をつくることや、コンピューター専門の教員が高齢者向けにパソコン教室を開くといった学校資源の地域活用、学校でおこった問題のうわさ話やデマ等が生じることがないように、学校から早期に確かな情報を保護者・地域に説明するといった情報連携などについては、まだまだ課題があるように思います。

また、教育委員会においては、積極的に開かれた学校づくりを推進しようとしている一方で、様々なリスクを気にするがゆえに、開くというよりは閉鎖的になっている側面が見られることは残念なことだと思います。
教育委員会各部署が開かれた学校づくりを推進するための課題点を見出し整理し、改善をはかって展望をもった施策をうちだしていくことが求められているのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

そこで、数点についてお伺いします。
1つめは、まず、開かれた学校づくりについて、大津市内の学校の現状をどのように捉えておられるのか、お伺いします。

2つめは、開かれた学校を推進するためには、言うまでもありませんが、教育委員会が一体的に推進するといった姿勢が大切であり、それを進めるためにも、学校施設等のハード面の安全対策による子どもの安全確保は必要であり、教育委員会としてしっかりと取り組まなければならない課題であると思っております。

そこで、開かれた学校づくりを推進するために、教育委員会が一体的に取り組むことの必要性と学校施設等安全対策の現状をどのように認識されているのか、お伺いします。
以上が質問予定内容です。
いずれにしても、開かれた学校づくりにむけた教育委員会の姿勢を問いたいと思います。

写真 
30日の日におごと温泉を訪問し、来館者等の状況についてお聞きしました。客数は増えてきているとのこと。温泉公園にも立ち寄りましたら、日吉中学校校長時の保護者の方とお出会いしました。驚きました。



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