新着情報 / 活動報告
2022.01.10
大津市二十歳の集い
1月10日
大津市二十歳の集い
令和4年大津市二十歳のつどいが、びわ湖ホールの大ホールと中ホールにおいて、11時から執り行われました。この季節にしては、良く晴れ、温かい日となり、振り袖姿が映える素晴らしい日となりました。今年、20歳になったのは大津市内で3530人(男性1829人、女性1701人)であり、その内事前の参加希望調書から約2000人の若者が出席しました。
20歳を迎える同世代のものが、このつどいの実行委員会として企画・運営・進行していましたが、さすがに上手なもので、今時の若者の、人前でも緊張してはいるものの、憶せずやりきる素晴らしい側面に改めて感心させられました。やりますね。
島崎教育長の開会の辞、佐藤市長の式辞の前に、国歌斉唱が行われましたが、びわ湖ホールが誇る声楽アンサンブルの4名の混声四部合唱での歌声が素晴らしかった。このような演出は未経験なだけに印象に残りました。良かった。
また、新二十歳の方々に送る歌も、大津児童合唱団の歌声がとても美しく、とりわけソプラノの美しさが際立っていたと思いました。さすがだと感服いたしました。
式典が始まる前に、会場の外で警備に携わっていた教育委員会の方と話をしていると、日吉中学校卒業生が私に気づき、挨拶に来てくれました。この子たちは、退職する時に中学2年生だったとのことで、よく憶えてくれていたと感心しました。ありがたいことです。他にもたくさんの卒業生がいたのでしょうね。改めて、みなさん、おめでとうございます。
伝教大師の教えに「和願愛語」と「忘己利他」という言葉があります。いつもニコニコと優しい顔で人に接すると共に、相手の気持ちを思いやる言動に努めること。自分のことだけではなく、他の人のために役立つ行いに努めること。これからの人生に大切フレーズになると思います。私は「和願愛語」に努めているところですが、日々反省です。
会場の外は式典が終了して参加者で大混雑でした。警備等で対応いただいている市役所職員の皆様のご苦労に感謝申し上げます。
さて、谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩を紹介します。
結構厳しいメッセージのようにも思いますが・・・。
人間とは常に人間になりつつある存在だ
かつて教えられたその言葉がしこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること
もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間とは何かを知りつくしている者もいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ
その問いに
毎日のささやかな行動で
人は人を傷つける
人は人を慰める
人は人を怖れ
人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども
どんな美しい記念の晴れ着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ
さて、どういうわけか、お昼に餃子が食べたくなり、店に向かいましたが、途中にカレー屋があり、なぜがカレーをいただくこととなりました。ミンチカツもトッピングしました。不思議な行動です。
大津市二十歳の集い
令和4年大津市二十歳のつどいが、びわ湖ホールの大ホールと中ホールにおいて、11時から執り行われました。この季節にしては、良く晴れ、温かい日となり、振り袖姿が映える素晴らしい日となりました。今年、20歳になったのは大津市内で3530人(男性1829人、女性1701人)であり、その内事前の参加希望調書から約2000人の若者が出席しました。
20歳を迎える同世代のものが、このつどいの実行委員会として企画・運営・進行していましたが、さすがに上手なもので、今時の若者の、人前でも緊張してはいるものの、憶せずやりきる素晴らしい側面に改めて感心させられました。やりますね。
島崎教育長の開会の辞、佐藤市長の式辞の前に、国歌斉唱が行われましたが、びわ湖ホールが誇る声楽アンサンブルの4名の混声四部合唱での歌声が素晴らしかった。このような演出は未経験なだけに印象に残りました。良かった。
また、新二十歳の方々に送る歌も、大津児童合唱団の歌声がとても美しく、とりわけソプラノの美しさが際立っていたと思いました。さすがだと感服いたしました。
式典が始まる前に、会場の外で警備に携わっていた教育委員会の方と話をしていると、日吉中学校卒業生が私に気づき、挨拶に来てくれました。この子たちは、退職する時に中学2年生だったとのことで、よく憶えてくれていたと感心しました。ありがたいことです。他にもたくさんの卒業生がいたのでしょうね。改めて、みなさん、おめでとうございます。
伝教大師の教えに「和願愛語」と「忘己利他」という言葉があります。いつもニコニコと優しい顔で人に接すると共に、相手の気持ちを思いやる言動に努めること。自分のことだけではなく、他の人のために役立つ行いに努めること。これからの人生に大切フレーズになると思います。私は「和願愛語」に努めているところですが、日々反省です。
会場の外は式典が終了して参加者で大混雑でした。警備等で対応いただいている市役所職員の皆様のご苦労に感謝申し上げます。
さて、谷川俊太郎さんの「成人の日に」という詩を紹介します。
結構厳しいメッセージのようにも思いますが・・・。
人間とは常に人間になりつつある存在だ
かつて教えられたその言葉がしこりのように胸の奥に残っている
成人とは人に成ること
もしそうなら
私たちはみな日々成人の日を生きている
完全な人間はどこにもいない
人間とは何かを知りつくしている者もいない
だからみな問いかけるのだ
人間とはいったい何かを
そしてみな答えているのだ
その問いに
毎日のささやかな行動で
人は人を傷つける
人は人を慰める
人は人を怖れ
人は人を求める
子どもとおとなの区別がどこにあるのか
子どもは生まれ出たそのときから小さなおとな
おとなは一生大きな子ども
どんな美しい記念の晴れ着も
どんな華やかなお祝いの花束も
それだけではきみをおとなにはしてくれない
他人のうちに自分と同じ美しさをみとめ
自分のうちに他人と同じ醜さをみとめ
でき上がったどんな権威にもしばられず
流れ動く多数の意見にまどわされず
とらわれぬ子どもの魂で
いまあるものを組み直しつくりかえる
それこそがおとなの始まり
永遠に終わらないおとなへの出発点
人間が人間になりつづけるための
苦しみと喜びの方法論だ
さて、どういうわけか、お昼に餃子が食べたくなり、店に向かいましたが、途中にカレー屋があり、なぜがカレーをいただくこととなりました。ミンチカツもトッピングしました。不思議な行動です。
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