新着情報 / 活動報告

2021.12.07

一般質問が終了 勉強になりました

DSC04828.JPG
12月7日
一般質問が終了
私にとって、この一般質問は学ぶことが多かった。
気になる内容について前回に紹介しましたが、その他のことで、気になる内容を少し紹介しておきたいと思います。
〇学校図書館の蔵書の状況について
●出町議員の質問で明らかになったことは、
学校図書室における蔵書集が文部科学省の図書標準を満たす学校が、小学校で13/37、中学校では0/18となっていることです。
◎感想:佐藤市長になってから学校図書については予算をつけて対応するなど、力を入れていただいてはいますが、到底足りない状況は悲しいことです。長い間放置されてきた結果ですね。そのような状況にあっても、市立図書館や県立図書館の力を借りて学校図書館の質の充実を図るため、9校の小学校が連携しているようです。長期の計画で取り組む必要があります。学校司書教諭の配置については、まだまだですが、現状に嘆く前に、地域のボランティアの協力で、朝や長休み、昼休みの読み聞かせ等の活動を毎日に取り組んだとすれば、大きな成果をもたらすでしょうね。また、学校全体で音読、群読、暗唱の取り組みができたら、子どもは変わるように思います。

〇フリースクールの現状について
●草川議員の質問で明らかになったことは
不登校対策における学校とフリースクールとの現状が明らかになりました。現在フリースクールに通っている子どもは40人いるとのことです。
◎感想:基本的には出席扱いとなりますが、学校復帰と言うことより、社会自立の基礎を育てるための居場所となっていることが大きいように思います。私が教育委員会にお世話になっている平成8年頃からフリースクールは増えていったように思います。当時大津市には3施設あったと記憶していますが、出席扱いとするかどうかの判断をするため、訪問し状況を確認するなど、教育委員会として連携を進めていたと思います。ただ、フリースクールとしての経営は大変であったようです。
〇大津市役所としての脱炭素社会に向けた具体的な方針について
●西村議員の質問で明らかになったことは、
市長答弁から、
大津市では、現在策定中の第3次の大津市環境基本計画において、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、2030年度における市域から発生する温室効果ガスの排出量を、国の削減目標と同じ、2013年度比マイナス46パーセントとすることを目標とするということです。また、大津市役所としての脱炭素社会に向けた具体的な方針について、公共施設や未利用地を活用した太陽光発電などの再生可能エネルギーの更なる導入や、照明器具のLED化の推進、公用車における電気自動車の導入、それに、市役所本庁舎で使用する電力の100パーセントを再生可能エネルギー由来に切り替えるなどの取組を推進するとしていることです。また、計画の策定にあわせて今年度中に、2050年にCO2を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明する方針とのことです。さらに、今後、庁舎整備問題等、公共施設における脱炭素社会の実現に向け、現在、策定を進めている庁舎整備基本構想においても、高効率な設備システムの導入などにより大幅な省エネルギー化を実現したうえで、再生エネルギーを積極的に活用して、エネルギー自立度を極力高める、ZEB(ゼブ)、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルを視野に入れ、検討を進めているということです。
◎感想:ある意味、これらのことはこれから求められることであり、当然のことだと思いますが、基本構想がまだできていない段階ではありますが、ゼロカーボンに向けた大津市の構えを示したことは大いに意味があることだと思います。
〇家族ふれあいサンデーの取り組みについて
●伴議員の質問で明らかになったことは
家族とともに見られる家庭学習の機会の提供について、現在、毎月第3日曜日の家族ふれあいサンデーに、市内12社寺を無料で参観できる「大津市文化財家族参観事業」を実施しており、これに歴史博物館を加えることで、家族で文化財に親しむ機会を提供できると考えており、来年度からの実施に向け検討していることです。
◎感想:不覚にも「大津市文化財家族参観事業」を知りませんでした。この取り組みは、とても良いことですね。大津市への転入家族が増えている状況を考えると意義は大きいとお思います。科学館も対象にしてはとの声もあるようですが、人気のスポットですから、ある意味ドル箱となっているように思いますから、無料はむずかしいのではないかと思います。

〇子宮頸がん子宮頸がんワクチン接種の積極的な勧奨について
●濱奥議員の質問で明らかになったことは
平成25年に積極的な接種勧奨を差し控える旨の厚生労働省からの勧告を受け、本市においては積極的な接種勧奨にならない形でHPVワクチンの効果やリスクをホームページを通じて周知するとともに、本年5月には中学1年生から高校1年生の定期予防接種対象者に対し、より詳しい内容のリーフレットを個別送付し、情報提供を行っていたこと。また、11月26日付けで、厚生労働省から積極的な接種勧奨を差し控える旨の勧告通知の廃止及び個別の接種勧奨の実施について通知が発出されたことから、大津市においても積極的接種勧奨の再開に向け、早急に準備を進めているということです。
また、積極的な接種勧奨が中止されていた間に接種の機会を逃した方への対応は、現在、厚生労働省の分科会で議論が開始されたところであり、引き続き議論の内容を注視するとともに、対象となる方への周知方法や相談体制の整備等について検討していくということです。
さらに、男性のHPVワクチン接種の積極的な推進についての1点目、HPVワクチンの男性適応が認められたことに対する本市のこれまでの取り組みと男性のHPVワクチン接種の現状については、令和2年2月に9歳以上の男性にHPV4価ワクチンの接種が承認されたところであり、男性への接種は任意接種となるとのことです。
◎感想:ワクチン接種には、ある程度のリスクはあると認識すべきですが、それよりも大きなメリットもあるということを理解する必要があります。子宮頸がんは年間1万人以上が罹患し、約2800人が死亡するという、死亡率の高い病気であることを考えると、子宮頸がんワクチン接種は是非とも前に進めたいものです。

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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2021.12.07

一般質問が終了 勉強になりました

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一般質問が終了
私にとって、この一般質問は学ぶことが多かった。
気になる内容について前回に紹介しましたが、その他のことで、気になる内容を少し紹介しておきたいと思います。
〇学校図書館の蔵書の状況について
●出町議員の質問で明らかになったことは、
学校図書室における蔵書集が文部科学省の図書標準を満たす学校が、小学校で13/37、中学校では0/18となっていることです。
◎感想:佐藤市長になってから学校図書については予算をつけて対応するなど、力を入れていただいてはいますが、到底足りない状況は悲しいことです。長い間放置されてきた結果ですね。そのような状況にあっても、市立図書館や県立図書館の力を借りて学校図書館の質の充実を図るため、9校の小学校が連携しているようです。長期の計画で取り組む必要があります。学校司書教諭の配置については、まだまだですが、現状に嘆く前に、地域のボランティアの協力で、朝や長休み、昼休みの読み聞かせ等の活動を毎日に取り組んだとすれば、大きな成果をもたらすでしょうね。また、学校全体で音読、群読、暗唱の取り組みができたら、子どもは変わるように思います。

〇フリースクールの現状について
●草川議員の質問で明らかになったことは
不登校対策における学校とフリースクールとの現状が明らかになりました。現在フリースクールに通っている子どもは40人いるとのことです。
◎感想:基本的には出席扱いとなりますが、学校復帰と言うことより、社会自立の基礎を育てるための居場所となっていることが大きいように思います。私が教育委員会にお世話になっている平成8年頃からフリースクールは増えていったように思います。当時大津市には3施設あったと記憶していますが、出席扱いとするかどうかの判断をするため、訪問し状況を確認するなど、教育委員会として連携を進めていたと思います。ただ、フリースクールとしての経営は大変であったようです。
〇大津市役所としての脱炭素社会に向けた具体的な方針について
●西村議員の質問で明らかになったことは、
市長答弁から、
大津市では、現在策定中の第3次の大津市環境基本計画において、2050年のカーボンニュートラルの実現に向け、2030年度における市域から発生する温室効果ガスの排出量を、国の削減目標と同じ、2013年度比マイナス46パーセントとすることを目標とするということです。また、大津市役所としての脱炭素社会に向けた具体的な方針について、公共施設や未利用地を活用した太陽光発電などの再生可能エネルギーの更なる導入や、照明器具のLED化の推進、公用車における電気自動車の導入、それに、市役所本庁舎で使用する電力の100パーセントを再生可能エネルギー由来に切り替えるなどの取組を推進するとしていることです。また、計画の策定にあわせて今年度中に、2050年にCO2を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明する方針とのことです。さらに、今後、庁舎整備問題等、公共施設における脱炭素社会の実現に向け、現在、策定を進めている庁舎整備基本構想においても、高効率な設備システムの導入などにより大幅な省エネルギー化を実現したうえで、再生エネルギーを積極的に活用して、エネルギー自立度を極力高める、ZEB(ゼブ)、ネット・ゼロ・エネルギー・ビルを視野に入れ、検討を進めているということです。
◎感想:ある意味、これらのことはこれから求められることであり、当然のことだと思いますが、基本構想がまだできていない段階ではありますが、ゼロカーボンに向けた大津市の構えを示したことは大いに意味があることだと思います。
〇家族ふれあいサンデーの取り組みについて
●伴議員の質問で明らかになったことは
家族とともに見られる家庭学習の機会の提供について、現在、毎月第3日曜日の家族ふれあいサンデーに、市内12社寺を無料で参観できる「大津市文化財家族参観事業」を実施しており、これに歴史博物館を加えることで、家族で文化財に親しむ機会を提供できると考えており、来年度からの実施に向け検討していることです。
◎感想:不覚にも「大津市文化財家族参観事業」を知りませんでした。この取り組みは、とても良いことですね。大津市への転入家族が増えている状況を考えると意義は大きいとお思います。科学館も対象にしてはとの声もあるようですが、人気のスポットですから、ある意味ドル箱となっているように思いますから、無料はむずかしいのではないかと思います。

〇子宮頸がん子宮頸がんワクチン接種の積極的な勧奨について
●濱奥議員の質問で明らかになったことは
平成25年に積極的な接種勧奨を差し控える旨の厚生労働省からの勧告を受け、本市においては積極的な接種勧奨にならない形でHPVワクチンの効果やリスクをホームページを通じて周知するとともに、本年5月には中学1年生から高校1年生の定期予防接種対象者に対し、より詳しい内容のリーフレットを個別送付し、情報提供を行っていたこと。また、11月26日付けで、厚生労働省から積極的な接種勧奨を差し控える旨の勧告通知の廃止及び個別の接種勧奨の実施について通知が発出されたことから、大津市においても積極的接種勧奨の再開に向け、早急に準備を進めているということです。
また、積極的な接種勧奨が中止されていた間に接種の機会を逃した方への対応は、現在、厚生労働省の分科会で議論が開始されたところであり、引き続き議論の内容を注視するとともに、対象となる方への周知方法や相談体制の整備等について検討していくということです。
さらに、男性のHPVワクチン接種の積極的な推進についての1点目、HPVワクチンの男性適応が認められたことに対する本市のこれまでの取り組みと男性のHPVワクチン接種の現状については、令和2年2月に9歳以上の男性にHPV4価ワクチンの接種が承認されたところであり、男性への接種は任意接種となるとのことです。
◎感想:ワクチン接種には、ある程度のリスクはあると認識すべきですが、それよりも大きなメリットもあるということを理解する必要があります。子宮頸がんは年間1万人以上が罹患し、約2800人が死亡するという、死亡率の高い病気であることを考えると、子宮頸がんワクチン接種は是非とも前に進めたいものです。



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