新着情報 / 活動報告
2021.11.24
一般質問の内容 その2(変更がある場合もあります)
11月24日
一般質問の内容 その2
(変更がある場合もあります)
3項目目は、学校夢づくりプロジェクトについて
学校夢プロジェクトの目的は、子どもたちの思いをもとに、地域・学校が力をあわせて創意工夫を凝らした夢 のあるプロジェクトに取り組むことを通して、子どもが主体的に学び、心豊かに生きる力の育成をめざすもので、学校規模応じて20万円及び30万円の学校裁量予算が配算されました。子どもの主体性を重きに置くことや地域をも巻き込むことを想定された取り組みとなっており、まさに特色ある学校づくりであります。
ある学校では、今まで活用されていない学校の外に設置された野外ステージ周辺を人工芝生や花を植えるなどの整備を行うとともに、ステージの背面の外壁に絵を全校生徒により描きました。このステージは休み時間の憩いの場所となるだけでなく、吹奏楽の野外コンサートや学年集会などにも活用が可能なスペースに仕上げられました。今回だけの取り組みに終わらず、継続し発展させ、広がりが期待される取り組みとなりました。この中学校の取り組みを高く評価するとともに、他の学校においても素晴らしい取り組みが進められ、大津市の核となる教育実践事業であると高く評価したいと思います。
そこで、これらを踏まえ、数点お伺いします。
1つめは、新型コロナ感染症の影響で事業完了できていない学校もあると思いますが、時間の確保や予算額など、現時点での、この事業に対する成果と課題をどのように捉えておられるのか、お伺いします。
2つめは、学校夢プロジェクトは、コミュニティ・スクールの中核となるもので、学校・地域が一体となった教育実践であるべきと考えていますが、教育委員会として、学校夢プロジェクトとコミュニティ・スクールとの関係性について、どのように捉えているのか、お伺いします。
3つめは、学校夢づくりプロジェクトは、1年で終わるべきものでなく、継続・発展させて取り組んでおくべきものと考えます。事業推進と予算はセットであり、事業は少なくとも3年は継続し、それの評価を行い、次のステージへと発展させるべきものです。次年度以降の学校夢づくりプロジェクトについて、予算の確保も含めて、どのようにお考えか、お伺いします。
4項目めは、コミュニティ・スクールの充実について、
平成27年度より、大津市独自のコミュニティ・スクールがスタートしました。当初は、まさに学校が主体となって、地域と協議して組織化し、教育実践を核とした取り組みを進めてきたように思います。ある中学校では、学区運動会への招集、用具、放送等の役員として生徒が参加したり、学区社会福祉協議会で取り組まれている「ふれあい給食」のパッケージの絵やメーセージを生徒が作成したり、また、各種団体の看板を生徒が作成するなど、地域の要請に応じて生徒が地域行事に積極的に関与してきました。
その後、教育委員会の方針が変わり、文部科学省が示すガイドラインに沿ったコミュニティ・スクールとなり、運営協議会の委員数が制限され、熟議することが会議の中心となってしまいました。加えて、地域協働本部の取り組みも同じ組織を活用して取り組みをすすめるため、2つの組織が存在するかのような誤解も生じており、わかりにくくしています。
そこで、数点、お伺いします。
1つめは、現状のコミュニティ・スクールの課題をどのように認識されているのか、お伺いします。
2つめは、運営協議会で行われる熟議についてでありますが、大津市の長い取り組みの成果の上にコミュニティ・スクールがあるのですから、共通理解をするための熟議に重きを置くのでなく、地域教育の課題を改善するために、学校を活性化させるために、学校、保護者、地域、子どものそれぞれが実践すること、また、共通の目的のために一緒になって教育実践することこそが重要なのだと思っています。どのようにお考えか、お伺いします。
3つめは、運営協議会と地域協働本部という組織がそれぞれ存在し、学校外からみると、運営協議会という組織がわかりにくくなっているように思います。双方の良さを活かした組織に変えるため、1つにした運営要綱をつくるべきだと考えます。また、名称も全国どこにでもある運営協議会としないで、例えば大津らしく、「学校夢づくりプロジェクト協議会」などとするなど、今年度よりスタートした「学校夢づくりプロジェクト」の取り組みとリンクさせた大津市独自の名称にするべきだと考えます。また、構成人数にしても学校に任せるなど、より学校が主体として取り組めるように見直し検討が必要と思いますが、どのようにお考えか、お伺いします。
4つめは、大津市でコミュニティ・スクールが平成26年度に発足した当時は、年に1回程度の交流会および研修会が開催されていたように記憶しています。学校と地域との連携や生涯学習を専門とする大学の先生をコーティネーターにお迎えしていたように思います。大津市全体ではむずかしいと思いますので、中学校ブロックでの交流会、研修会を開催し、ブロック内の課題等を意識した、より一層の取り組の充実を図るべきだと考えますが、どのようにお考えか、お伺いします。
5項目目は学校給食における食べ残しの課題について、
令和2年度の包括監査結果の資料を見ると、子どもたちの学校給食の満足度は概ね小中学校ともに満足しているようで、その度合いは小学校より中学校の方が高い傾向となっております。なかでも、食材が温かく食べられることへの満足度が高いようです。私自身は、個人的には、財政的な負担が大きいことや中学生という育ち盛りの時期に個々にあった食材や量があること、弁当づくりを通して親子の願いと感謝のつながりが生まれていたこと、教職員の負担が大きい等の側面から、給食より弁当が良いと考えていましたが、このような満足度の結果を見ると中学校給食に諸手を挙げて賛成するとはいえませんが、開始されて良かったと思わざるを得ない結果となっています。
しかしながら、環境省の調べによると、児童生徒の一人あたりの食べ残しは、年間約17㎏、学校で出された給食の約1割が食べ残されているとの報告があります。大津市においても、食べ残しの課題は大きいものと思われます。
少しは改善されているものの、学校給食の食べ残しの課題は極めて大きいと考えています。食べ残した食材は、廃棄されずに養豚の餌等に活用されるものの、それでも廃棄されるものもあるようです。
そのなかでも、とりわけ気になるのが牛乳であります。想像以上に飲み残しがあるようです。普段の生活ではカルシウムの摂取が十分でないということから、学校給食法により完全給食として欠かせない食材となっていますが、米飯による給食も増えてきている現状や牛乳アレルギーの子どもへの対応等考えると、工夫が必要と思うところです。
そこで、数点お伺いします。
1つめは、中学校給食が実施され、ほぼ2年が経ちますが、現時点で、教育委員会として、どのように評価されているのか、お伺いします。
2つめは、学校給食における食べ残しの現状を、どのように捉えておられるのか。また、どのような対応をされているのか、学校現場で取り組まれている内容を踏まえて、お伺いします。
3つめは、牛乳の取り扱いについてでありますが、飲み残しの量は1日平均どのくらいの量となっているのでしょうか。また、学校給食法の趣旨も理解できますが、牛乳以外の食材でカロリーやカルシウム摂取を工夫することにより、牛乳をなくすという選択肢もあると思いますが、そのことが現実的に可能なのでしょうか。全国の状況も踏まえて、見解をお伺いします。
4つめは、学校給食は牛乳にしても、食材にしても、すべての子どもたちに健康に生活するために、また、人生100年時代を迎え、将来のからだの土台づくりに必要なカロリーを提供するものだと認識しています。であるとするなら、食べ残しの問題にしっかりと正面から取り組む必要があります。学校給食をしっかりと食べさせること、食べないのであれば食べられるようにする創意工夫が必要であると考えるところです。子どもや保護者への啓発と協力、教師の意識改革、学校における計画的な食育教育の推進、給食メニューの工夫など、学校だけでなく地域ぐるみの取り組みが必要となるかもしれません。学校給食における食べ残し対策に、どのように取り組まれるおつもりか、お伺いします。
6項目目は、小規模な学校の空き教室の活用について、
令和2年度の包括外部監査において小規模な学校として、特に調査された学校が4校ありました。小野小学校、仰木小学校、日吉台小学校、上田上小学校の4校です。仰木の里小学校も対象になるように思いますが、統廃合の検討の必要性が指摘されていましたが、私としては、統廃合でなく、今ある施設を有効に活用していくことが重要であるとの考えから、複合化を進めることが有効と考えております。複合化については、教育委員会として前進させる方向性を持っておられると理解をしていますが、具体的な対応については見えてきません。
そこで、数点お伺いします。
1つめは、小規模な学校5校において、以前に普通教室として使われていて、現在、普通教室として使われていない教室は結構あると認識していますが、そうした意味における空き教室は何教室ぐらいあり、現在、その空き教室はどのように活用されているのか、お伺いします。
2つめは、空き教室の有効な活用について、児童クラブに使用することは一定すすめられているように思いますが、社会教育の活動場所としての活用については、どのようにお考えか、お伺いします。
3つめは、今後において、小規模な学校における複合化をすすめるために、すこしでも、学校施設を有効に活用するため、学校教育と社会教育との連携強化を図ることは大切なことです。そのために、いくつかのモデル地域の指定を検討されてはどうかと考えますが、どのようにお考えか、お伺いします。
一般質問の内容 その2
(変更がある場合もあります)
3項目目は、学校夢づくりプロジェクトについて
学校夢プロジェクトの目的は、子どもたちの思いをもとに、地域・学校が力をあわせて創意工夫を凝らした夢 のあるプロジェクトに取り組むことを通して、子どもが主体的に学び、心豊かに生きる力の育成をめざすもので、学校規模応じて20万円及び30万円の学校裁量予算が配算されました。子どもの主体性を重きに置くことや地域をも巻き込むことを想定された取り組みとなっており、まさに特色ある学校づくりであります。
ある学校では、今まで活用されていない学校の外に設置された野外ステージ周辺を人工芝生や花を植えるなどの整備を行うとともに、ステージの背面の外壁に絵を全校生徒により描きました。このステージは休み時間の憩いの場所となるだけでなく、吹奏楽の野外コンサートや学年集会などにも活用が可能なスペースに仕上げられました。今回だけの取り組みに終わらず、継続し発展させ、広がりが期待される取り組みとなりました。この中学校の取り組みを高く評価するとともに、他の学校においても素晴らしい取り組みが進められ、大津市の核となる教育実践事業であると高く評価したいと思います。
そこで、これらを踏まえ、数点お伺いします。
1つめは、新型コロナ感染症の影響で事業完了できていない学校もあると思いますが、時間の確保や予算額など、現時点での、この事業に対する成果と課題をどのように捉えておられるのか、お伺いします。
2つめは、学校夢プロジェクトは、コミュニティ・スクールの中核となるもので、学校・地域が一体となった教育実践であるべきと考えていますが、教育委員会として、学校夢プロジェクトとコミュニティ・スクールとの関係性について、どのように捉えているのか、お伺いします。
3つめは、学校夢づくりプロジェクトは、1年で終わるべきものでなく、継続・発展させて取り組んでおくべきものと考えます。事業推進と予算はセットであり、事業は少なくとも3年は継続し、それの評価を行い、次のステージへと発展させるべきものです。次年度以降の学校夢づくりプロジェクトについて、予算の確保も含めて、どのようにお考えか、お伺いします。
4項目めは、コミュニティ・スクールの充実について、
平成27年度より、大津市独自のコミュニティ・スクールがスタートしました。当初は、まさに学校が主体となって、地域と協議して組織化し、教育実践を核とした取り組みを進めてきたように思います。ある中学校では、学区運動会への招集、用具、放送等の役員として生徒が参加したり、学区社会福祉協議会で取り組まれている「ふれあい給食」のパッケージの絵やメーセージを生徒が作成したり、また、各種団体の看板を生徒が作成するなど、地域の要請に応じて生徒が地域行事に積極的に関与してきました。
その後、教育委員会の方針が変わり、文部科学省が示すガイドラインに沿ったコミュニティ・スクールとなり、運営協議会の委員数が制限され、熟議することが会議の中心となってしまいました。加えて、地域協働本部の取り組みも同じ組織を活用して取り組みをすすめるため、2つの組織が存在するかのような誤解も生じており、わかりにくくしています。
そこで、数点、お伺いします。
1つめは、現状のコミュニティ・スクールの課題をどのように認識されているのか、お伺いします。
2つめは、運営協議会で行われる熟議についてでありますが、大津市の長い取り組みの成果の上にコミュニティ・スクールがあるのですから、共通理解をするための熟議に重きを置くのでなく、地域教育の課題を改善するために、学校を活性化させるために、学校、保護者、地域、子どものそれぞれが実践すること、また、共通の目的のために一緒になって教育実践することこそが重要なのだと思っています。どのようにお考えか、お伺いします。
3つめは、運営協議会と地域協働本部という組織がそれぞれ存在し、学校外からみると、運営協議会という組織がわかりにくくなっているように思います。双方の良さを活かした組織に変えるため、1つにした運営要綱をつくるべきだと考えます。また、名称も全国どこにでもある運営協議会としないで、例えば大津らしく、「学校夢づくりプロジェクト協議会」などとするなど、今年度よりスタートした「学校夢づくりプロジェクト」の取り組みとリンクさせた大津市独自の名称にするべきだと考えます。また、構成人数にしても学校に任せるなど、より学校が主体として取り組めるように見直し検討が必要と思いますが、どのようにお考えか、お伺いします。
4つめは、大津市でコミュニティ・スクールが平成26年度に発足した当時は、年に1回程度の交流会および研修会が開催されていたように記憶しています。学校と地域との連携や生涯学習を専門とする大学の先生をコーティネーターにお迎えしていたように思います。大津市全体ではむずかしいと思いますので、中学校ブロックでの交流会、研修会を開催し、ブロック内の課題等を意識した、より一層の取り組の充実を図るべきだと考えますが、どのようにお考えか、お伺いします。
5項目目は学校給食における食べ残しの課題について、
令和2年度の包括監査結果の資料を見ると、子どもたちの学校給食の満足度は概ね小中学校ともに満足しているようで、その度合いは小学校より中学校の方が高い傾向となっております。なかでも、食材が温かく食べられることへの満足度が高いようです。私自身は、個人的には、財政的な負担が大きいことや中学生という育ち盛りの時期に個々にあった食材や量があること、弁当づくりを通して親子の願いと感謝のつながりが生まれていたこと、教職員の負担が大きい等の側面から、給食より弁当が良いと考えていましたが、このような満足度の結果を見ると中学校給食に諸手を挙げて賛成するとはいえませんが、開始されて良かったと思わざるを得ない結果となっています。
しかしながら、環境省の調べによると、児童生徒の一人あたりの食べ残しは、年間約17㎏、学校で出された給食の約1割が食べ残されているとの報告があります。大津市においても、食べ残しの課題は大きいものと思われます。
少しは改善されているものの、学校給食の食べ残しの課題は極めて大きいと考えています。食べ残した食材は、廃棄されずに養豚の餌等に活用されるものの、それでも廃棄されるものもあるようです。
そのなかでも、とりわけ気になるのが牛乳であります。想像以上に飲み残しがあるようです。普段の生活ではカルシウムの摂取が十分でないということから、学校給食法により完全給食として欠かせない食材となっていますが、米飯による給食も増えてきている現状や牛乳アレルギーの子どもへの対応等考えると、工夫が必要と思うところです。
そこで、数点お伺いします。
1つめは、中学校給食が実施され、ほぼ2年が経ちますが、現時点で、教育委員会として、どのように評価されているのか、お伺いします。
2つめは、学校給食における食べ残しの現状を、どのように捉えておられるのか。また、どのような対応をされているのか、学校現場で取り組まれている内容を踏まえて、お伺いします。
3つめは、牛乳の取り扱いについてでありますが、飲み残しの量は1日平均どのくらいの量となっているのでしょうか。また、学校給食法の趣旨も理解できますが、牛乳以外の食材でカロリーやカルシウム摂取を工夫することにより、牛乳をなくすという選択肢もあると思いますが、そのことが現実的に可能なのでしょうか。全国の状況も踏まえて、見解をお伺いします。
4つめは、学校給食は牛乳にしても、食材にしても、すべての子どもたちに健康に生活するために、また、人生100年時代を迎え、将来のからだの土台づくりに必要なカロリーを提供するものだと認識しています。であるとするなら、食べ残しの問題にしっかりと正面から取り組む必要があります。学校給食をしっかりと食べさせること、食べないのであれば食べられるようにする創意工夫が必要であると考えるところです。子どもや保護者への啓発と協力、教師の意識改革、学校における計画的な食育教育の推進、給食メニューの工夫など、学校だけでなく地域ぐるみの取り組みが必要となるかもしれません。学校給食における食べ残し対策に、どのように取り組まれるおつもりか、お伺いします。
6項目目は、小規模な学校の空き教室の活用について、
令和2年度の包括外部監査において小規模な学校として、特に調査された学校が4校ありました。小野小学校、仰木小学校、日吉台小学校、上田上小学校の4校です。仰木の里小学校も対象になるように思いますが、統廃合の検討の必要性が指摘されていましたが、私としては、統廃合でなく、今ある施設を有効に活用していくことが重要であるとの考えから、複合化を進めることが有効と考えております。複合化については、教育委員会として前進させる方向性を持っておられると理解をしていますが、具体的な対応については見えてきません。
そこで、数点お伺いします。
1つめは、小規模な学校5校において、以前に普通教室として使われていて、現在、普通教室として使われていない教室は結構あると認識していますが、そうした意味における空き教室は何教室ぐらいあり、現在、その空き教室はどのように活用されているのか、お伺いします。
2つめは、空き教室の有効な活用について、児童クラブに使用することは一定すすめられているように思いますが、社会教育の活動場所としての活用については、どのようにお考えか、お伺いします。
3つめは、今後において、小規模な学校における複合化をすすめるために、すこしでも、学校施設を有効に活用するため、学校教育と社会教育との連携強化を図ることは大切なことです。そのために、いくつかのモデル地域の指定を検討されてはどうかと考えますが、どのようにお考えか、お伺いします。
Copyright © 2023 Hosokawa Toshiyuki all right reserved.