新着情報 / 活動報告
2021.11.23
一般質問の内容です。その1
11月23日
一般質問の内容です。その1
(現時点の内容です。予定ですので変更することもあります。)
6項目について質問をします。
市民部1項目、教育委員会5項目です。
教育委員会が多くなりました。
2回に分けて質問内容を紹介します。
1項目目 市民部「こども110番のおうち」の安全コーンについて
「こども110番のおうち」として設置されている安全コーンは、平成9年2月から5月にかけて神戸で起こった連続児童殺傷事件、所謂、「酒鬼薔薇聖斗事件」をきっかけに全国に先駆けて、防犯の観点から子どもが危険を感じたときに逃げ込めるように通学路に沿って、大津警察署と大津市教育委員会が協力して大津市内に設置されたものです。当時、大津市内でも不審者情報が気になる状況にあり、この事件を受け、より一層、危機感を持って子どもの見守り活動をしていく必要があることから、大津市内の各地域で取り組まれた110番の家のステッカーの設置など、バラバラの取り組みを1つにまとめる目的もあって、大津警察署の生活安全課で作成されたデザインをもとに、大津市教育委員会で予算化して、今日の安全コーンとして作成され設置されたわけであります。現在、この安全コーンは大津市内に約3000個設置されていますが、毎年少なからず予算化され、壊れたものについては交換されていますが、黄色のコーンが黒ずんで見栄えが悪い状況や壊れかけているものが多く見られ、安全コーンとして信頼感や安心感を与える状況にあるとは言いがたく残念であります。加えて、街の景観においても決して良いという状況にないことは言うまでもないことです。安全コーンは、ただ継続して設置しているだけでも、犯罪抑止の効果があるものと考えますが、設置により安心感を与えるとともに、住民の防犯意識の向上につながるものであるべきと考えるところです。そこで、数点お伺いをします。1つめは、長年、「こども110番のおうち」の安全コーンを設置し続けてきましたが、このことについて、どのように認識され、現時点でどのように評価されているのか、お伺いします。2つめは、安全コーンそのものの耐用年数は3年と聞いていますが、現実には10年近く、それ以上設置されているものもあるようです。原則3年として、少なくとも5年は十分に機能を果たすと考えられますので、5年で交換するとした場合、市内に約3000個あるわけですから、毎年600個、学区にして20個程度ずつの交換となります。この取り組みを維持継続していくためには、毎年それ相当分の予算を計上し、破損したものだけでなく、黒ずんで見た目も悪く、安全コーンとしてふさわしくない状態と判断されるものについても交換する必要があると考えますが、相当の予算の増額が必要になると考えます。どのようにお考えか、お伺いします。
2項目目 教育委員会 虫歯予防のためのフッ化物洗口について
人生100年時代を迎えるにあたり、なによりも健康であることが重要であると考えます。
なかでも、歯や口腔の健康は全身の健康保持や増進に大きな役割を果たしており、このことから、むし歯や歯周病予防など、歯と口腔の健康管理は極めて重要なことと考えております。
また、幼少期から、すでに健康格差が生じており、一人で多くのむし歯を持つ子どもが、一定の割合で存在します。そうした状況は子どもの自己責任ではありません。子育てに関心がない家庭など、貧困、虐待、親の無理解がその要因であるといわれており、このような状況を改善するため不断に努力を行うことは、子どもの人権を守る観点からも大変重要なことと認識しているところであります。そのためには、やはり、行政の理解と一定の関与が必要であると考えるところです。
滋賀県においては、「滋賀県歯及び口腔の健康づくりの推進に関する条例」に基づき、フッ化物洗口等の効果的な取り組みを推進していますが、令和元年の調査では小学校では県内9つの市町、中学校では3つの市町、現在では13の市町で実施されていると聞きますが、このフッ化物洗口は、残念ながら大津市においては、実施されていません。
実施している竜王町では21年前からフッ化物洗口の取り組みを幼稚園、保育園、小学校からはじめ、中学3年生まで年々対象を拡大し、その結果、平均むし歯本数は取り組みを進めた頃と比較して激減したと聞きます。
健康面のみならず、フッ化物洗口を行うと歯科医療費は半分になることが統計でわかっており、大津市の場合においても、相当な削減が期待できます。
そこで、数点にわたりお伺いします。
1つめは、小中学校におけるフッ化物洗口の効果について、どのように認識されているのか、お伺いします。
2つめに、他の多くの自治体では、フッ化物洗口の取り組みがすすめられていますが、大津市において、なぜ、小中学校におけるフッ化物洗口の実施に至らないのか、その理由についてお伺いします。
3つめには、今後、フッ化物洗口の取り組みにより、歯科医療費の削減の効果を期待するところでありますが、何より人生100年時代を迎え、健康で元気に、より良く生きていく子どもたちの健康の増進のために必要なことであり、フッ化物洗口の取り組みを早急に実施するよう検討すべきと考えます。又、その際には教育委員会において、小中学校で取り組むだけでなく、乳幼児期から取り組むことで、より効果を高めるものと考えられおり、幼稚園や保育園などオール大津として子どもの虫歯予防、フッ化物洗口に取り組むことが重要と考えます。ご見解をお伺いします。
一般質問の内容です。その1
(現時点の内容です。予定ですので変更することもあります。)
6項目について質問をします。
市民部1項目、教育委員会5項目です。
教育委員会が多くなりました。
2回に分けて質問内容を紹介します。
1項目目 市民部「こども110番のおうち」の安全コーンについて
「こども110番のおうち」として設置されている安全コーンは、平成9年2月から5月にかけて神戸で起こった連続児童殺傷事件、所謂、「酒鬼薔薇聖斗事件」をきっかけに全国に先駆けて、防犯の観点から子どもが危険を感じたときに逃げ込めるように通学路に沿って、大津警察署と大津市教育委員会が協力して大津市内に設置されたものです。当時、大津市内でも不審者情報が気になる状況にあり、この事件を受け、より一層、危機感を持って子どもの見守り活動をしていく必要があることから、大津市内の各地域で取り組まれた110番の家のステッカーの設置など、バラバラの取り組みを1つにまとめる目的もあって、大津警察署の生活安全課で作成されたデザインをもとに、大津市教育委員会で予算化して、今日の安全コーンとして作成され設置されたわけであります。現在、この安全コーンは大津市内に約3000個設置されていますが、毎年少なからず予算化され、壊れたものについては交換されていますが、黄色のコーンが黒ずんで見栄えが悪い状況や壊れかけているものが多く見られ、安全コーンとして信頼感や安心感を与える状況にあるとは言いがたく残念であります。加えて、街の景観においても決して良いという状況にないことは言うまでもないことです。安全コーンは、ただ継続して設置しているだけでも、犯罪抑止の効果があるものと考えますが、設置により安心感を与えるとともに、住民の防犯意識の向上につながるものであるべきと考えるところです。そこで、数点お伺いをします。1つめは、長年、「こども110番のおうち」の安全コーンを設置し続けてきましたが、このことについて、どのように認識され、現時点でどのように評価されているのか、お伺いします。2つめは、安全コーンそのものの耐用年数は3年と聞いていますが、現実には10年近く、それ以上設置されているものもあるようです。原則3年として、少なくとも5年は十分に機能を果たすと考えられますので、5年で交換するとした場合、市内に約3000個あるわけですから、毎年600個、学区にして20個程度ずつの交換となります。この取り組みを維持継続していくためには、毎年それ相当分の予算を計上し、破損したものだけでなく、黒ずんで見た目も悪く、安全コーンとしてふさわしくない状態と判断されるものについても交換する必要があると考えますが、相当の予算の増額が必要になると考えます。どのようにお考えか、お伺いします。
2項目目 教育委員会 虫歯予防のためのフッ化物洗口について
人生100年時代を迎えるにあたり、なによりも健康であることが重要であると考えます。
なかでも、歯や口腔の健康は全身の健康保持や増進に大きな役割を果たしており、このことから、むし歯や歯周病予防など、歯と口腔の健康管理は極めて重要なことと考えております。
また、幼少期から、すでに健康格差が生じており、一人で多くのむし歯を持つ子どもが、一定の割合で存在します。そうした状況は子どもの自己責任ではありません。子育てに関心がない家庭など、貧困、虐待、親の無理解がその要因であるといわれており、このような状況を改善するため不断に努力を行うことは、子どもの人権を守る観点からも大変重要なことと認識しているところであります。そのためには、やはり、行政の理解と一定の関与が必要であると考えるところです。
滋賀県においては、「滋賀県歯及び口腔の健康づくりの推進に関する条例」に基づき、フッ化物洗口等の効果的な取り組みを推進していますが、令和元年の調査では小学校では県内9つの市町、中学校では3つの市町、現在では13の市町で実施されていると聞きますが、このフッ化物洗口は、残念ながら大津市においては、実施されていません。
実施している竜王町では21年前からフッ化物洗口の取り組みを幼稚園、保育園、小学校からはじめ、中学3年生まで年々対象を拡大し、その結果、平均むし歯本数は取り組みを進めた頃と比較して激減したと聞きます。
健康面のみならず、フッ化物洗口を行うと歯科医療費は半分になることが統計でわかっており、大津市の場合においても、相当な削減が期待できます。
そこで、数点にわたりお伺いします。
1つめは、小中学校におけるフッ化物洗口の効果について、どのように認識されているのか、お伺いします。
2つめに、他の多くの自治体では、フッ化物洗口の取り組みがすすめられていますが、大津市において、なぜ、小中学校におけるフッ化物洗口の実施に至らないのか、その理由についてお伺いします。
3つめには、今後、フッ化物洗口の取り組みにより、歯科医療費の削減の効果を期待するところでありますが、何より人生100年時代を迎え、健康で元気に、より良く生きていく子どもたちの健康の増進のために必要なことであり、フッ化物洗口の取り組みを早急に実施するよう検討すべきと考えます。又、その際には教育委員会において、小中学校で取り組むだけでなく、乳幼児期から取り組むことで、より効果を高めるものと考えられおり、幼稚園や保育園などオール大津として子どもの虫歯予防、フッ化物洗口に取り組むことが重要と考えます。ご見解をお伺いします。
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