新着情報 / 活動報告
2019.09.04
9月議会。質問項目が決まりました その1
1項目目の質問 社会教育の充実について
8月22日に教育委員会臨時会が開催され、条件付きで公民館の廃止が決定されました。言うまでもなく、現在、公民館をコミュニティセンターに変える条例案が出されておりますことから、市長部局の方針に従っての決定だと思いますが、教育委員会として、本当にそれでよいのでしょうか。今回の公民館の廃止決定は教育委員会としての主体性や独立性が発揮されない結果となっており、教育関係者の一人として、誠に残念であり、教育委員会の判断は拙速であったのではないかと疑問に思っております。
平成25年11月の「大津市の公民館のあり方」において「公民館は1学区1公民館の体制を維持し地域活動の核として市の職員と市民がともにまちづくりについて考えていく」とした答申や教育長の今年の4月の校園長会議で「家庭教育、学校教育、社会教育を充実させることが教育委員会の仕事です。社会教育は図書館、博物館、公民館その他社会教育施設の振興に努めなければならない」と講話されている内容とは、大きな矛盾を感ぜざるを得ず、教育長に大きな期待を寄せていた者として、誠に残念でなりません。また、教育長はある雑誌のインタビューで「教育長は首長に任命され、自分で判断し決断を下さなければいけません。強い権限とそれに見合う責任が生まれました。だから、自分の決定の正しさを、絶えず自分で担保しなくてはいけない。これを担保するために民意を反映していくことが教育行政のマネジメントの根幹です」と言っておられます。公民館を廃止するということについての民意はどうだったのでしょうか。私が知る限り地域住民のとしての意見は公民館の廃止を求めているとは思えません。公民館を廃止することは、これまでの社会教育のあり方を大きく変えるということですから、しっかりと地域住民や学校現場の意見を聞いたうえですすめていくことが大切です。
私は地域の主体的な学びだけでなく、各地域の実情やニーズに応じて、民間等では提供されにくい分野の講座開設や子育ての拠点となる活動を積極的に行うなど『社会の要請』に応じた学習を行い、地域における『公共』を形成していくことが大切であると考えています。それを行う拠点が公民館なのだと思っています。
そこで、お伺いします。教育委員会として、公民館を廃止したのち、どのように社会教育を推進し、充実していこうとされているのか、そのビジョンについてお伺いします。
以上が1項目目の質問です。コミセンについては会派の伴議員が質問しますので、社会教育の充実という内容で公民館にふれて教育委員会に質問をします。
さて、公民館をなくし、コミセンに移行する条例案が出されていますが、4月から8月末までにその内容はコロコロとかわり、今や全く違ったものとなっています。その変わった案は未だに市民には示されず、現時点での内容も、まだ不確かな要素があり、変更され流動的です。それでも条例案を議会に上程したのですから、よほど議会の採決で可決されるという自信があるのでしょうね。可決されれば良いという執行部の動きにはあきれてものが言えません。地域を二分するような状況となっているのですから、通常は市民にしっかり説明ができていないので、このたびの条例案の上程は延期しますというのが筋でしょう。誰のために役所で仕事をしているのか。市民の意見に耳を傾けないで暴走し迷走しています。今の市政を象徴しているように思えます。
8月22日に教育委員会臨時会が開催され、条件付きで公民館の廃止が決定されました。言うまでもなく、現在、公民館をコミュニティセンターに変える条例案が出されておりますことから、市長部局の方針に従っての決定だと思いますが、教育委員会として、本当にそれでよいのでしょうか。今回の公民館の廃止決定は教育委員会としての主体性や独立性が発揮されない結果となっており、教育関係者の一人として、誠に残念であり、教育委員会の判断は拙速であったのではないかと疑問に思っております。
平成25年11月の「大津市の公民館のあり方」において「公民館は1学区1公民館の体制を維持し地域活動の核として市の職員と市民がともにまちづくりについて考えていく」とした答申や教育長の今年の4月の校園長会議で「家庭教育、学校教育、社会教育を充実させることが教育委員会の仕事です。社会教育は図書館、博物館、公民館その他社会教育施設の振興に努めなければならない」と講話されている内容とは、大きな矛盾を感ぜざるを得ず、教育長に大きな期待を寄せていた者として、誠に残念でなりません。また、教育長はある雑誌のインタビューで「教育長は首長に任命され、自分で判断し決断を下さなければいけません。強い権限とそれに見合う責任が生まれました。だから、自分の決定の正しさを、絶えず自分で担保しなくてはいけない。これを担保するために民意を反映していくことが教育行政のマネジメントの根幹です」と言っておられます。公民館を廃止するということについての民意はどうだったのでしょうか。私が知る限り地域住民のとしての意見は公民館の廃止を求めているとは思えません。公民館を廃止することは、これまでの社会教育のあり方を大きく変えるということですから、しっかりと地域住民や学校現場の意見を聞いたうえですすめていくことが大切です。
私は地域の主体的な学びだけでなく、各地域の実情やニーズに応じて、民間等では提供されにくい分野の講座開設や子育ての拠点となる活動を積極的に行うなど『社会の要請』に応じた学習を行い、地域における『公共』を形成していくことが大切であると考えています。それを行う拠点が公民館なのだと思っています。
そこで、お伺いします。教育委員会として、公民館を廃止したのち、どのように社会教育を推進し、充実していこうとされているのか、そのビジョンについてお伺いします。
以上が1項目目の質問です。コミセンについては会派の伴議員が質問しますので、社会教育の充実という内容で公民館にふれて教育委員会に質問をします。
さて、公民館をなくし、コミセンに移行する条例案が出されていますが、4月から8月末までにその内容はコロコロとかわり、今や全く違ったものとなっています。その変わった案は未だに市民には示されず、現時点での内容も、まだ不確かな要素があり、変更され流動的です。それでも条例案を議会に上程したのですから、よほど議会の採決で可決されるという自信があるのでしょうね。可決されれば良いという執行部の動きにはあきれてものが言えません。地域を二分するような状況となっているのですから、通常は市民にしっかり説明ができていないので、このたびの条例案の上程は延期しますというのが筋でしょう。誰のために役所で仕事をしているのか。市民の意見に耳を傾けないで暴走し迷走しています。今の市政を象徴しているように思えます。

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