新着情報 / 活動報告
2021.09.20
文化財保護 大変な仕事だ
9月18日
坂田墨珠堂を訪問
葛川の坂下にある、そば&カフェ「杢」(後日に紹介をしたいと思いますが、古民家を改装した和を基調としながらもモダンで、優しく温かな雰囲気のお店です。)で食事をした後、小野にある文化財保存修理をされている坂田墨珠堂の坂田さん宅に立ち寄らせていただきました。
驚きました。勉強になりました。
修復の工房を見せていただきながら、作業工程について説明をうけ、1000年以上の前の絵画や古文書、お経の破れなどの欠損部分や虫食いなどと向き合い、当時と同じ材料になるよう工夫を施して材料づくりをして修復するとのこと。相当に時間が必要であることは言うまでもありませんが、集中力と持続力求められる作業であり、何より妥協でなく、こだわりがなければならない。当時使用された接着剤としての「のり」を昔の製法を調べて、自ら製造することや和紙も自ら紙をすくとのことですから・・・。
私には到底できない仕事です。
知れば知るほど大変な仕事であり、時間がかかる作業です。
課題は、修復する担い手の育成、修復に要する予算確保のようです。修復の入札制度にも課題がありそうです。安ければ良いというものではなさそうで、材料にこだわり、時間をかけて、修復のきまりに従っておこなうとなると、費用はかさむはずですから。
また、修復の部分や手順、どのような材料を使ったかなどの記録も、後の世のために残す必要があり、そうした事務作業も大変とのことでした。
文化財保護について、今少し勉強する必要があり、行政や政治としても理解してやるべきことがたくさんありそうです。
坂田さんの自宅も江戸時代天保のころの屋敷だそうで、改修はされていますが文化財のような趣でした。
坂田墨珠堂を訪問
葛川の坂下にある、そば&カフェ「杢」(後日に紹介をしたいと思いますが、古民家を改装した和を基調としながらもモダンで、優しく温かな雰囲気のお店です。)で食事をした後、小野にある文化財保存修理をされている坂田墨珠堂の坂田さん宅に立ち寄らせていただきました。
驚きました。勉強になりました。
修復の工房を見せていただきながら、作業工程について説明をうけ、1000年以上の前の絵画や古文書、お経の破れなどの欠損部分や虫食いなどと向き合い、当時と同じ材料になるよう工夫を施して材料づくりをして修復するとのこと。相当に時間が必要であることは言うまでもありませんが、集中力と持続力求められる作業であり、何より妥協でなく、こだわりがなければならない。当時使用された接着剤としての「のり」を昔の製法を調べて、自ら製造することや和紙も自ら紙をすくとのことですから・・・。
私には到底できない仕事です。
知れば知るほど大変な仕事であり、時間がかかる作業です。
課題は、修復する担い手の育成、修復に要する予算確保のようです。修復の入札制度にも課題がありそうです。安ければ良いというものではなさそうで、材料にこだわり、時間をかけて、修復のきまりに従っておこなうとなると、費用はかさむはずですから。
また、修復の部分や手順、どのような材料を使ったかなどの記録も、後の世のために残す必要があり、そうした事務作業も大変とのことでした。
文化財保護について、今少し勉強する必要があり、行政や政治としても理解してやるべきことがたくさんありそうです。
坂田さんの自宅も江戸時代天保のころの屋敷だそうで、改修はされていますが文化財のような趣でした。
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