2021.04.29

社会の変化に、どう対応するかが大事です

4月29日
社会の変化に、どう対応するかが大事です
新型コロナ感染症における近畿2府1県の緊急事態宣言下で、わが滋賀県においても、その状況は芳しくなく、ここ大津市においても、依然として感染状況はおさまる気配はありません。医療現場も保健所も大変な状況です。
そのような中、人流をおさえるため、三密を避けるため、様々な会議や集会は、書面表決等の工夫をするなどして、全員集まらない、もしくは人数制限して行われている状況で、私もたくさんの委任状や議案賛否票を提出しました。
その時その状況に応じて、やむなく生活スタイルや仕事のスタイルを変えなければならないことがありますが、そうした変化に順応し対応していくことが求められているように思います。最近、年齢が若い人ほど、変化に対して、順応しきれない、諦めきれない傾向が見られるようで仕方がありません。
さて、日吉中学校のコミュニティ・スクールの運営委員会も30日に予定が急遽中止との連絡が入りました。致し方がないことですね。
以前に議題にあがっていましたし、今回も改めて議題にあがると思いましたが、令和4年より新しい制服に変わります。
現在は、男子は学生服。女子は紺のセーラー服に、紺のリボンが印象的な制服で、長年、皇子山中学校のグリーン、唐崎中学校のグレー、比叡山中学校のレッドのリボンで、どこの学校かが、すぐにわかるようになっていました。最近では、皇子山中学校と比叡山中学校はすでにブレザーに替わっています。
松代校長によると（日吉中学校だより　切磋琢磨　第12号　令和3年3月1日発行より抜粋）
「制服の素材や性能が時代とともに進化してきたこと。大津市内にいても時代の変化に合わせて制服を刷新する学校が増えていること。さらに、ＬＧＢＴＱに係る人権的な配慮を考える必要があることなど、現行の制服では対応が難しいと判断した」とのことです。
このようなことから、日吉中学校は令和4年4月より、制服については、男女ともにブレザースタイルとし、女子のスラックスを選択できるようにすることとなりました。
良い判断だと思いますね。
人権を大事にしてきた学校ならではの理由と決断。
素晴らしいことです。
長年日吉中学校に関わってきたものとしては、少し淋しいですが、この決断を大いに指示したい。
本日は、腰のこともありますが1日完全自粛。家飲みです。
雨のなか、木々は逞しく、美しい。