2020.12.12

もっと葛川

12月12日
葛川のまつづくりについて政策調整課と懇談
早速、政策調整課と葛川の課題について話をしました。
市としても、葛川の課題について認識し、地域の要望に対してどうするべきかなど、よく考えてくれていることがわかりホッとしました。通信については、携帯電話が使える状態であれば、パソコンなどインターネットについては、無線で可能であり、リモートでの会議や仕事も可能である旨の説明を受けました。確認をしたいと思いますが、多重放送やケーブルテレビについては課題が残ることになるのでは。
また、地域が要望している総務省の事業である「地域おこし協力隊」については、応募の要件が大都市から移住を前提として人材を雇用せねばならないことや、3年後に職に就くことが必要であることなどから、むずかしいのではとの見解でしたが、山仕事に関わる内容であれば可能であることや、森林環境税に伴う森林環境譲与税を利用して実施する施策に、山の境界明確化、放置林整備、森林整備を担うべき人材育成・確保等があり、それら施策とリンクさせることも可能だと思うので、検討課題としました。
小中学校や幼稚園、保育園等の改築工事が、これから計画的に行われていくなかで、教室などの内装を木づくりにし、備品等についても木製をできうる限り活用するなど、県内産の材木を活用することも、考えるべきだと思います。
さて、葛川がすすめているリンドウ栽培については、龍谷大の先生と学生の協力をえて、農業振興を軸に協議をすすめたいとの方針があるようで、地域への説明を市として行うため準備を進めているとのこと。
葛川と市との間に、コロナのこともあったと思われますが、地域の思いと市の狙いとの間に喰いつがいや誤解が生じている感じです。ああでもない、こうでもないと話をするなど、コミュニケーションは大事ですね。企画調整課も今後十分に対話を重ねるようにしていきたいとのこと。
地域の課題には、総合的な取り組みが必要であることから、縦割り行政ではむずかしい側面があるように思います。むずかしいことですが、しっかりと全体像を作り、コディネートする部署が必要であると思います。プロジェクトチームで腰を据えてやることも大事で、そのことを通して、他の地域にも波及できればと思うのですが。