新着情報 / 活動報告

2020.12.09

葛川を訪問しました

DSC02697.JPG DSC02703.JPG
12月9日
朝から葛川に神田議員と訪問
総務省地域力騒動グループが企画している「地域おこし協力隊」について、ここ数年、葛川学区が学区要望で大津市にあげている件で、状況をお聞きするため、葛川市民センターを訪ね、中西自治連合会長からお話を聞かせていただきました。
この事業は、総務省が県を通して行うもので、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。
隊員は一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
国より地域おこし協力隊取り組み自治体に対して、概ね440万円を上限に特別交付税として、全額国費で措置されます。
葛川学区としては、これまで林業従事者やリンドウ栽培を特産品にするべく要望をしてきたようですが、大津市としては、消極的な受け止めと思われる返答のようです。
確かに、3年後に定住してもらえるのかと言うことや滋賀県以外、特に大阪、京都などの大都市からの転入が条件という、ハードルが決して低いわけではないことから、むずかしい状況も考えられますが、やってみないとわからないこともあるわけですから、まず、やる方向で検討すべきだと思いますが・・・。どうでしょうね。とりあえず、執行部に話を聞くことから始めたいと思います。
そもそも、葛川をどのような地域にしていくのかという、大きな構想がなければいけません。その絵を描きながら、このことを考えることが肝要であると思います。
とりわけ、安全安心を考えるなら、葛川には、各戸にネット通信整備と近代的な防災機能を有する市民センター、学校、体育館、診療所、駐在所、消防の複合施設がほしいところですね。
課題は川沿いに細長く地区が点在し、移動には車が必要であること。公共交通が減便、廃便の危機にあること。地域すべてが土砂災害など災害危険地域であること。ケーブルや高速通信ネット等の通信機能が学校と支所以外未整備であること。
一方、利点としては、市直営の自然の家という宿泊体験学習施設があること。キャンプ場があること。鮎やイワナ、山菜、用地は狭いが計画栽培農業が可能であること。地元の食材を利用した食品加工が各家で盛んにつくられていること。ジビエ料理が可能であること。山林の活用が可能であること。大津市唯一積雪が期待できること。明王院等、歴史文化の聖地であること。
こうした課題と利点を組み合わせて、全体像を描きたいものです。
写真は茅葺きの家とキャンプ場です。
茅葺きの家では、映画の撮影場所に活用されたり(宮沢りえが先だっても撮影に来たとか)、昔の家の構造を見るために子どもたちや観光客が訪れる場所となっています。この日は管理人さんの高岸さんと昔はなしに花が咲きました。
キャンプ場は、冬は閉じておりもったいない限りです。景色、空気、水、食べ物が優れた地域だけに、グランピングとして観光に利用することも考えられますね。


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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2020.12.09

葛川を訪問しました

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朝から葛川に神田議員と訪問
総務省地域力騒動グループが企画している「地域おこし協力隊」について、ここ数年、葛川学区が学区要望で大津市にあげている件で、状況をお聞きするため、葛川市民センターを訪ね、中西自治連合会長からお話を聞かせていただきました。
この事業は、総務省が県を通して行うもので、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、生活拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。
隊員は一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
国より地域おこし協力隊取り組み自治体に対して、概ね440万円を上限に特別交付税として、全額国費で措置されます。
葛川学区としては、これまで林業従事者やリンドウ栽培を特産品にするべく要望をしてきたようですが、大津市としては、消極的な受け止めと思われる返答のようです。
確かに、3年後に定住してもらえるのかと言うことや滋賀県以外、特に大阪、京都などの大都市からの転入が条件という、ハードルが決して低いわけではないことから、むずかしい状況も考えられますが、やってみないとわからないこともあるわけですから、まず、やる方向で検討すべきだと思いますが・・・。どうでしょうね。とりあえず、執行部に話を聞くことから始めたいと思います。
そもそも、葛川をどのような地域にしていくのかという、大きな構想がなければいけません。その絵を描きながら、このことを考えることが肝要であると思います。
とりわけ、安全安心を考えるなら、葛川には、各戸にネット通信整備と近代的な防災機能を有する市民センター、学校、体育館、診療所、駐在所、消防の複合施設がほしいところですね。
課題は川沿いに細長く地区が点在し、移動には車が必要であること。公共交通が減便、廃便の危機にあること。地域すべてが土砂災害など災害危険地域であること。ケーブルや高速通信ネット等の通信機能が学校と支所以外未整備であること。
一方、利点としては、市直営の自然の家という宿泊体験学習施設があること。キャンプ場があること。鮎やイワナ、山菜、用地は狭いが計画栽培農業が可能であること。地元の食材を利用した食品加工が各家で盛んにつくられていること。ジビエ料理が可能であること。山林の活用が可能であること。大津市唯一積雪が期待できること。明王院等、歴史文化の聖地であること。
こうした課題と利点を組み合わせて、全体像を描きたいものです。
写真は茅葺きの家とキャンプ場です。
茅葺きの家では、映画の撮影場所に活用されたり(宮沢りえが先だっても撮影に来たとか)、昔の家の構造を見るために子どもたちや観光客が訪れる場所となっています。この日は管理人さんの高岸さんと昔はなしに花が咲きました。
キャンプ場は、冬は閉じておりもったいない限りです。景色、空気、水、食べ物が優れた地域だけに、グランピングとして観光に利用することも考えられますね。




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