新着情報 / 活動報告
2020.11.30
着物の良さを体験を通して
11月30日
和装の良さを
今日で11月も終わりましね。満月です。
明日から12月か。早いね1年。
でも、新型コロナ感染で大変な1年でもありました。
坂本、日吉台、仰木の里の3地域で、やっとのことで座談会を行うことができましたが、1月中旬以降に、仰木、雄琴、唐崎地域で『市政を語り合う座談会』を開催したいと思っています。
さて、今日は、清水呉服店の山田直一社長をお訪ねしました。
呉服店だけに全国や滋賀県内の和服・着物の良さを知ってほしいとボランティアで学校への出前授業をするなど、尽力されてきた方でもあります。着物、和装の良さについてお話をお聞きしました。
ところで、文部科学省が示す学習指導要領では、
日本文化についての理解や体験について、音楽科や社会科、国語科、美術科、家庭科でその大切さについて触れていますが、
体験となると音楽科で箏、和太鼓、雅楽楽器を行っている学校が一部あります。
国語科では書写を。
社会科では時代時代のまとめとしてその時代の文化を学ぶこととなっています。
大事なのは室町時代の文化なのですが、盆踊りや正月の儀式など、今日の日常生活に直結したものや、能、狂言、歌舞伎、茶の湯など、現在において、伝統芸能として発展したものも、この時代に飛躍的に広がった芸能です。
さて、5年ほど前に、山田社長が教育委員会や学校に呼びかけて、子どもたちに着物の良さを体験を通して知ってほしいと、浴衣の着付けや礼儀作法などの出前授業を皇子山中学校と堅田中学校で行われたようです。その折に浴衣40着を山田社長が寄付され、子どもへの指導に社員さんをフルに動員されたということです。
この体験をした子どもたちからは、「浴衣が着れるようになって、うれしかった。この経験をうけて、機会があれば、是非また着たい。礼儀作法を習う機会がないので勉強になった」との感想が多かったとのこと。
翌年も続いたようですが、結局は教育委員会が予算化することができず、継続できない状況となり、今日までそのままとなっているようです。
もったいないですね。浴衣もそうですが、折角の専門家が時間と物を提供してまで、着物文化に触れる機会をつくっていただいたのに。残念です。
日本の伝統文化や大津の文化財に直接に見て、触れて、感じることは、郷土への思いや自分づくりにも大いに効果があると思うところです。教育委員会とも一緒に考えたいですね。
さてさて、写真の絵は大津市にお住まいで万葉画家である鈴木靖将さんの作品です。故三橋節子さんのご主人です。万葉集の歌を題材にほんのりとした色合いのなかに、物語がある作品で見応えがありました。清水呉服店のふすまには、このような作品が描かれてあり、さながら美術館のようでした。wasounoyosawo
和装の良さを
今日で11月も終わりましね。満月です。
明日から12月か。早いね1年。
でも、新型コロナ感染で大変な1年でもありました。
坂本、日吉台、仰木の里の3地域で、やっとのことで座談会を行うことができましたが、1月中旬以降に、仰木、雄琴、唐崎地域で『市政を語り合う座談会』を開催したいと思っています。
さて、今日は、清水呉服店の山田直一社長をお訪ねしました。
呉服店だけに全国や滋賀県内の和服・着物の良さを知ってほしいとボランティアで学校への出前授業をするなど、尽力されてきた方でもあります。着物、和装の良さについてお話をお聞きしました。
ところで、文部科学省が示す学習指導要領では、
日本文化についての理解や体験について、音楽科や社会科、国語科、美術科、家庭科でその大切さについて触れていますが、
体験となると音楽科で箏、和太鼓、雅楽楽器を行っている学校が一部あります。
国語科では書写を。
社会科では時代時代のまとめとしてその時代の文化を学ぶこととなっています。
大事なのは室町時代の文化なのですが、盆踊りや正月の儀式など、今日の日常生活に直結したものや、能、狂言、歌舞伎、茶の湯など、現在において、伝統芸能として発展したものも、この時代に飛躍的に広がった芸能です。
さて、5年ほど前に、山田社長が教育委員会や学校に呼びかけて、子どもたちに着物の良さを体験を通して知ってほしいと、浴衣の着付けや礼儀作法などの出前授業を皇子山中学校と堅田中学校で行われたようです。その折に浴衣40着を山田社長が寄付され、子どもへの指導に社員さんをフルに動員されたということです。
この体験をした子どもたちからは、「浴衣が着れるようになって、うれしかった。この経験をうけて、機会があれば、是非また着たい。礼儀作法を習う機会がないので勉強になった」との感想が多かったとのこと。
翌年も続いたようですが、結局は教育委員会が予算化することができず、継続できない状況となり、今日までそのままとなっているようです。
もったいないですね。浴衣もそうですが、折角の専門家が時間と物を提供してまで、着物文化に触れる機会をつくっていただいたのに。残念です。
日本の伝統文化や大津の文化財に直接に見て、触れて、感じることは、郷土への思いや自分づくりにも大いに効果があると思うところです。教育委員会とも一緒に考えたいですね。
さてさて、写真の絵は大津市にお住まいで万葉画家である鈴木靖将さんの作品です。故三橋節子さんのご主人です。万葉集の歌を題材にほんのりとした色合いのなかに、物語がある作品で見応えがありました。清水呉服店のふすまには、このような作品が描かれてあり、さながら美術館のようでした。wasounoyosawo

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