2020.10.30

とても良い天気

10月30日
とても良い天気
昨日は素晴らしい天気で、行楽日和です。
しかしながら、そのとうりにはいかないのが人生ですね。
朝から、政策調整部と大津市総合計画についての現状の説明を受け、意見交換をしました。令和3年からの4年間の大津市の実行計画ですから、ある意味重要な内容となるわけですので、何が書かれるのか、書かれないのかは、大きな意味を持つことになると思います。
観光振興や都市整備は、大きなビジョンの元で、年次的、計画的に進めることが重要で、とどまることがあってはならないと思います。しっかりと協議していきたいものです。
日吉中が校の教育振興会のご案内をいただきましたので、学校に立ち寄らせていただき、校長先生や教頭先生から学校施設の課題について、改めて聞かせていただきました。溝掃除など学校の先生、生徒や保護者の力を借りて、できることは行い、その作業の中で危険だったり、困難である部分は行政に依頼するというスタンスも大事かと、お話をさせていただきました。
学校施設の維持管理は、状況によっては、タイミングやスピードを必要とすることもあり、小規模な工事については、学校が直接に市を介さず業者と話をする方が、効率が良いのにとも思うこともありますね。どうでしょうか。
さて、先日の新聞に書字障害のある生徒の高校入試につての課題が掲載されていました。とても今日的な課題について視点を置いた良い記事だと思いました。
書字障害については、なかなか理解されない状況があります。小学校や中学校では授業での使用を許可しているケースもあり、テストでも条件をつけて認めているようです。
このような状況で、その子にあった学習の環境整備に努めることは、大変重要なことだと思っています。新聞では、高校入試の折に書字障害のある生徒への配慮として、ワープロで解答を許可できるかどうかということが議論されているとのことです。
平成28年4月から施行された障がい者差別解消法が成立して、しばらく経過していますが、このことを意識している先生方も多いとは思いますが、組織としてとなると、まだまだ、ハードルは高いと言わざるを得ません。
これから、いや現在、県教育委員会も高校現場と一緒になって合理的配慮についての議論が行われているものと思いますが、今年度の高校入試からの一歩前進を期待したいものです。