2020.09.18

議会から見る教育　その２

9月18日
議会から見る教育について　その②

〇ＧＩＧＡスクールについて
来年2月頃に、約18000台のダブレットが小学校4年生から中学校3年までのすべての子どもたちに配布される予定です。約５億２０００万円です。

配布するだけでなく有効活用ができるように教職員の研修も必要でしょうし、子どもたちへの指導も大切になります。

〇学校給食について
今年１月よりスタートした学校給食。毎年約８億円の持ち出しとなる見込みで、財政的に厳しい状況となります。そこで、ガス事業の特別利益８５億円の内、６０億円を給食のための基金として、財政負担に備えることとしています。

このような状況から、中学校給食の実施は本当に良かったのかどうか疑問に思うところです。私が校長時代には、中学校給食は財政的負担が大きく、教育予算を圧迫することになると中学校給食の実施には否定的でしたが、改めて、考えさせられます。

〇教育大綱について
大綱は、地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の根本なる方針を定めるものです。この２月に提示された内容では話にならないものと評価しておりましたが、このたび上程された大綱については、随分と内容が変更されており、納得がいくものとなっていました。