新着情報 / 活動報告
2020.09.06
9月議会 一般質問3
9月6日
9月議会一般質問③
なんと、今回の議会一般質問の順番は、最終の30番となりました。前回がトップでしたので緊張しましたが、今回も最後となるとどうでしょうか。
質問内容は、3項目の予定が4項目となりました。すでに、1項目2項目の内容についてはお知らせをしています。
3項目目は民間保育園への障がい児保育の補助について、4項目目は新型コロナ感染者及び家族や職場等の関係者への誹謗中傷の言動から、改めて社会教育の重要性を訴えるものです。
民間保育園については、ここ数年、待機児童解消という大義名分のもとで大きくその数は増加し、民間保育園への総予算に占める割合は、昨年度、全体の1割にも及ぶ約120億円にものぼります。
そうした中で、民間保育園への運営助成・補助についても見直しをおこなっていく必要があり、補助内容によっても、減額や増額が必要なものもあると考えるところです。さて、障がい児保育への補助については、15年以上、見直しがされずに今日に至っております。
全国的な傾向でもありますが、保育難度の高い子どもたちが増加しています。大津市内の障害が重度の子どもについては、公立保育園で受け入れる割合が多いものの、民間保育園においても多くの障害児を受け入れている状況です。
重度の障害がある子どもを受け入れると、1人につき300万円が、中度の障害がある子どもを受け入れると1人に100万円が補助されております。
ある民間保育園では、7名の障害がある子どもを受け入れ、5名の加配の保育士を配置し、市より年間1300万円の補助を受けたものの、実際に要した人件費は1900万円を超え、600万円の赤字となったという報告を聞いています。
障害がある子どもへの担当には、どうしてもベテランの保育士の雇用が不可欠であり、市が示す金額での雇用は大変難しい状況となっております。このことは、令和元年9月通常会議でもお伺いし、改善に向け検討するとのご返答でありました。
そこで、民間保育園への運営助成・補助についての見直しについて、どのようにお考えか、お伺いしますとともに、保育の質を確保し、民間保育園の障がい児保育の充実のための補助金を拡充することについて、どのようにお考えか、お伺いします。

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