新着情報 / 活動報告
2020.09.05
3月議会質問内容 森林整備について
9月議会 一般質問②
2項目目の質問内容です。
新たに成立する基金や森林整備の課題について、予防伐採、林道整備をキーワードに質問します。
国において、平成31年4月に森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行され、森林環境譲与税が全国市町村及び都道府県に譲与されることとなりました。それを原資として市においては基金を創設し、現在及び将来において市が進めていく必要がある手入れ不足の民有林に対して、森林の多面的機能の発揮の観点から対応されようとしています。
また、林業の低迷下、世代交代等による森林所有者の森林への関心の薄れ等により、森林整備が十分にすすめられていない現状を踏まえて、森林所有者に対してその所有する森林の適切な経営管理の責務を明確化したうえで、市町村がその区域内の森林管理が円滑に行われるよう措置を講じる森林経営管理法が施行されました。
森林所有者は自ら森林を適切に管理することは当然の責務ではありますが、大津市におきましても先ほど申し上げましたような森林所有者が置かれます状況などから、十分な管理を続けていくことが困難であることも聞き及んでいます。今日の災害の状況を踏まえて考えれば、今回の新たな制度により、手入れ不足の民有林に対して市町村が森林整備を考えれば、今回の新たな制度により、手入れ不足の民有林に対して市町村が森林整備を積極的に進めていくことは、大変喜ばしいことであります。
言うまでもなく、森林を多く抱える大津市において、これまで森林の多面的機能の発揮の観点からも、森林組合などが行う森林整備に対する補助等、様々な取り組みが進められてきたところであります。
しかるに、未だに整備不足の森林が多く見られ、大雨による土砂災害は、全国的にもそうであるように、大津においても同様の課題を有しており、その対策は昨今の気候の変動状況を鑑みれば喫緊の課題であると言えます。とりわけ、倒木による家屋の損壊や電線の切断による停電などは、住民の生命や生活に大きく影響する問題で、葛川地域では1週間の停電を強いられたことも記憶に新しいと思います。
そこで、2つのことについてお伺いします。
1つめは、防災や減災の観点から、予防伐採とのいえる危険木の伐採は、土砂災害が起こりうるとされる地域にとっては重要な意味を持つわけですが、電線を切断する可能性のある予防伐採については、従来から実施されている伐採の補助対象外であると聞き及んでいますが、そうであるとするならば、その理由と今後の対応についてお伺いします。
2つめは、間伐をすすめるうえで林道整備は不可欠でありますが、整備された林道の多くは整備した森林組合等が管理することとされているため、組合員の高齢化の問題から継続した整備が困難なことや、林道での事故に対しての責任を負うこととなるなど、課題が多いように思うところです。他の自治体では、森林組合等によって整備された林道を市管理の林道とするところもあると聞き及んでいていますが、整備した林道を市管理の林道とすることについて、どのようにお考えか。お伺いします。
写真は和迩にあるお香や線香のお店である「みのり苑」の社長が育てている睡蓮の花です。2ヶ月ぶりにお香とろうそくを買いに寄せていただきましたが、社長とお出合いができ、お話を聞かせていただきました。手間をかけてはじめて良い花が咲くと話しておられたのが印象的でした。
2項目目の質問内容です。
新たに成立する基金や森林整備の課題について、予防伐採、林道整備をキーワードに質問します。
国において、平成31年4月に森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行され、森林環境譲与税が全国市町村及び都道府県に譲与されることとなりました。それを原資として市においては基金を創設し、現在及び将来において市が進めていく必要がある手入れ不足の民有林に対して、森林の多面的機能の発揮の観点から対応されようとしています。
また、林業の低迷下、世代交代等による森林所有者の森林への関心の薄れ等により、森林整備が十分にすすめられていない現状を踏まえて、森林所有者に対してその所有する森林の適切な経営管理の責務を明確化したうえで、市町村がその区域内の森林管理が円滑に行われるよう措置を講じる森林経営管理法が施行されました。
森林所有者は自ら森林を適切に管理することは当然の責務ではありますが、大津市におきましても先ほど申し上げましたような森林所有者が置かれます状況などから、十分な管理を続けていくことが困難であることも聞き及んでいます。今日の災害の状況を踏まえて考えれば、今回の新たな制度により、手入れ不足の民有林に対して市町村が森林整備を考えれば、今回の新たな制度により、手入れ不足の民有林に対して市町村が森林整備を積極的に進めていくことは、大変喜ばしいことであります。
言うまでもなく、森林を多く抱える大津市において、これまで森林の多面的機能の発揮の観点からも、森林組合などが行う森林整備に対する補助等、様々な取り組みが進められてきたところであります。
しかるに、未だに整備不足の森林が多く見られ、大雨による土砂災害は、全国的にもそうであるように、大津においても同様の課題を有しており、その対策は昨今の気候の変動状況を鑑みれば喫緊の課題であると言えます。とりわけ、倒木による家屋の損壊や電線の切断による停電などは、住民の生命や生活に大きく影響する問題で、葛川地域では1週間の停電を強いられたことも記憶に新しいと思います。
そこで、2つのことについてお伺いします。
1つめは、防災や減災の観点から、予防伐採とのいえる危険木の伐採は、土砂災害が起こりうるとされる地域にとっては重要な意味を持つわけですが、電線を切断する可能性のある予防伐採については、従来から実施されている伐採の補助対象外であると聞き及んでいますが、そうであるとするならば、その理由と今後の対応についてお伺いします。
2つめは、間伐をすすめるうえで林道整備は不可欠でありますが、整備された林道の多くは整備した森林組合等が管理することとされているため、組合員の高齢化の問題から継続した整備が困難なことや、林道での事故に対しての責任を負うこととなるなど、課題が多いように思うところです。他の自治体では、森林組合等によって整備された林道を市管理の林道とするところもあると聞き及んでいていますが、整備した林道を市管理の林道とすることについて、どのようにお考えか。お伺いします。
写真は和迩にあるお香や線香のお店である「みのり苑」の社長が育てている睡蓮の花です。2ヶ月ぶりにお香とろうそくを買いに寄せていただきましたが、社長とお出合いができ、お話を聞かせていただきました。手間をかけてはじめて良い花が咲くと話しておられたのが印象的でした。

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