新着情報 / 活動報告
2020.08.25
9月議会 重要施策説明
8月25日
重点施策の説明をうけました
9月議会で議論される7項目についての説明を受けました。いくつか紹介しておきたいと思います。
教育大綱について
教育大綱というものは、平成27年4月に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の一部改正がされ、教育大綱の策定が義務づけされました。大津市では、従来において、教育振興基本計画を策定しており、このことをもって教育大綱とすることとしています。
1月に新市長が就任され、それまでの案の見直しがされました。それは大きく3点あります。1つは、いじめ問題が特化されていた内容を、いじめ及び不登校など生徒指導全体の問題としたことです。2つはグローバル社会に向けて英語力に特化されていた内容を英語力に加え、国語力や伝統歴史文化への理解を組み入れたこと。3つには、学校教育だけでなく、家庭教育、社会教育の重要性が述べられていることです。
市長就任前に提示された教育大綱案には「社会全体で子どもを育てる」「生涯学習」「社会教育」といった文言が削除されており、誠に愚かしい内容で、教育総合会議や教育委員会の常識を疑う内容でした。言うまでもなく、何度も異論を唱えてきましたが、押し通そうしていた執行部。あれは何だったんでしょうね。
今思うと恐ろしいことです。国や県の方針とも合致した常識ある内容に変更されホッとしています。
大津市森林整備基金条例の制定について
平成31年4月に制定された森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行され、森林環境譲与税が全国市町村及び都道府県に譲与されることとなりました。
また、森林経営管理法が施行され、手入れ不足の民有林に対して市町村が積極的に関わって森林整備を促進していくこととなりました。それらのことから、大津市として、森林整備事業をすすめるため「大津市森林整備基金」を設置するものです。
災害防止のために森林整備は待ったなし状況ですが、いっこうにすすんでいるようには思えないのは私だけでしょうか。
課題は、林道整備を担うのは森林組合です。大津で言えば滋賀南部森林組合と言うことになりますが、整備後の管理は森林組合に任され、事故や災害時の責任も、また、整備をした森林組合にあるとされています。これでは、整備したものの管理責任を負うことによりリスクが高くなるため、整備しない方がましではないかとの意見もあり、積極的にすすめられない状況となります。
整備した林道を市道として市が責任を持って管理し、草刈りや側溝の掃除等を森林組合に委託するという形態に変える必要があるのでないかと思いますね。
まだまだ課題がありますが、今回に基金条例により、課題を1つ1つ解決していくものにしたいですね。
中消防署の移転について
用地測量費用約680万円
中消防署は、市役所別館として建築され、現在耐震化や老朽化により交信整備が喫緊の課題とされ議論されてきました。この度、滋賀県びわ湖競艇場駐車場に移転に向けた協議をすすめることとなりましたが、まだまだこれからです。いつ、大災害が起こるかわからないなかで、急ぐ必要があります。
滋賀県びわ湖競艇場駐車場に移転は、昨年に特別委員会で議論していましたが、執行部からはダメだと返答があった場所です。教育大綱と同様、どうなっているのでしょうね。不思議です。
市民病院に感染症用ER(救急外来)の設置について
約1億3000万円(国費)
12月完工の予定ですが、従来の救急外来とは別に、感染症用の救急外来等を設置することになります。医療現場の感染症防止やクラスター防止のためには必要不可欠な施設だと思います。
重点施策の説明をうけました
9月議会で議論される7項目についての説明を受けました。いくつか紹介しておきたいと思います。
教育大綱について
教育大綱というものは、平成27年4月に「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の一部改正がされ、教育大綱の策定が義務づけされました。大津市では、従来において、教育振興基本計画を策定しており、このことをもって教育大綱とすることとしています。
1月に新市長が就任され、それまでの案の見直しがされました。それは大きく3点あります。1つは、いじめ問題が特化されていた内容を、いじめ及び不登校など生徒指導全体の問題としたことです。2つはグローバル社会に向けて英語力に特化されていた内容を英語力に加え、国語力や伝統歴史文化への理解を組み入れたこと。3つには、学校教育だけでなく、家庭教育、社会教育の重要性が述べられていることです。
市長就任前に提示された教育大綱案には「社会全体で子どもを育てる」「生涯学習」「社会教育」といった文言が削除されており、誠に愚かしい内容で、教育総合会議や教育委員会の常識を疑う内容でした。言うまでもなく、何度も異論を唱えてきましたが、押し通そうしていた執行部。あれは何だったんでしょうね。
今思うと恐ろしいことです。国や県の方針とも合致した常識ある内容に変更されホッとしています。
大津市森林整備基金条例の制定について
平成31年4月に制定された森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が施行され、森林環境譲与税が全国市町村及び都道府県に譲与されることとなりました。
また、森林経営管理法が施行され、手入れ不足の民有林に対して市町村が積極的に関わって森林整備を促進していくこととなりました。それらのことから、大津市として、森林整備事業をすすめるため「大津市森林整備基金」を設置するものです。
災害防止のために森林整備は待ったなし状況ですが、いっこうにすすんでいるようには思えないのは私だけでしょうか。
課題は、林道整備を担うのは森林組合です。大津で言えば滋賀南部森林組合と言うことになりますが、整備後の管理は森林組合に任され、事故や災害時の責任も、また、整備をした森林組合にあるとされています。これでは、整備したものの管理責任を負うことによりリスクが高くなるため、整備しない方がましではないかとの意見もあり、積極的にすすめられない状況となります。
整備した林道を市道として市が責任を持って管理し、草刈りや側溝の掃除等を森林組合に委託するという形態に変える必要があるのでないかと思いますね。
まだまだ課題がありますが、今回に基金条例により、課題を1つ1つ解決していくものにしたいですね。
中消防署の移転について
用地測量費用約680万円
中消防署は、市役所別館として建築され、現在耐震化や老朽化により交信整備が喫緊の課題とされ議論されてきました。この度、滋賀県びわ湖競艇場駐車場に移転に向けた協議をすすめることとなりましたが、まだまだこれからです。いつ、大災害が起こるかわからないなかで、急ぐ必要があります。
滋賀県びわ湖競艇場駐車場に移転は、昨年に特別委員会で議論していましたが、執行部からはダメだと返答があった場所です。教育大綱と同様、どうなっているのでしょうね。不思議です。
市民病院に感染症用ER(救急外来)の設置について
約1億3000万円(国費)
12月完工の予定ですが、従来の救急外来とは別に、感染症用の救急外来等を設置することになります。医療現場の感染症防止やクラスター防止のためには必要不可欠な施設だと思います。
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