新着情報 / 活動報告
2020.08.15
どうする 修学旅行
どうする修学旅行。悩みますね。わたしなら止めます。
学校現場では新型コロナ感染症の防止のための消毒作業の負担は、地域ボランティアの導入とトイレ清掃の業務委託により、改善されつつあるものと考えていますが、教育委員会も予算面で悩みながらも、頑張ってやってくれていると評価したいと思います。まだ、できることがあるように思いますが。
さて、今大きな学校現場、とりわけ学校先生の大きな悩みは修学旅行をどうするのかということでしょうね。
すでに、行き先を変更したり、移動方法をバスに変えたり、宿泊日数を減らしたりなど、考えられることについてはすでに対策を講じていることでしょう。でも、心配は尽きない。夜も寝られないのではないでしょうか。
教育委員会からは、臨時校長会で新型コロナ感染について、心配することを列挙して、修学旅行を実施する場合には、対策を充分に講じたうえで、実施するように指示があったように聞いています。
現場からは、教育委員会が修学旅行の中止を決めてくれれば良いのにとの声も聞こえてきます。
最終的にはそうした選択肢もあるように思います。新型コロナ感染症の状況によっては、その必要性もおこるでしょうね。
しかし、修学旅行はあくまでも学校行事ですから、まずは、学校が、学校長が主体的となって、どうしていくのかを決めるべきだと思います。
できうることなら、その際には、PTA会長、役員や地域の代表、要するのコミスクの運営委員長や学校協力者会議の会長等にも相談して、学校現場とは違った側面からの声を聞いておくことが大変重要なことだと思います。学校だけで判断せずに、遠慮なく相談することだと思います。そのことにより、学校への信頼や支援が大きくなり、学校を守ってくれる楯となっていただけるのではないでしょうか。
ところで、私見ですが、
わたしなら、保護者や地域の方と充分に協議したうえで、泊を伴う修学旅行は止めて、日帰り旅行として、卒業前に日帰りの校外学習をもう1日実施したいと思います。旅行積み立ての残金は、家族旅行等、家族で使っていただければと考えます。
子どもたちには大変申し訳ないことですが、何もかも行事がなくなり、かわいそうではあるのですが、学校行事は、より安全に行われ、無事に終わらなければならないのです。
今回、泊を伴う修学旅行を実施手して、万が一、一人でも宿泊中に発熱があれば、最悪その宿泊先から移動できなくなり、予定した日に帰宅できないという事態がおこる可能性があります。結果的に新型コロナ感染症でなくとも。
私の過去の修学旅行の経験から、熱がでる、体調が悪くなるといったトラブルはつきものですから、その都度、どう判断し、どう対処するのか、今までとは違う意味で難しい判断が問われるではないかと思いますね。
このようなことから、小学校は日帰り旅行に、卒業前に校外学習というのが良いのではと思っています。昼食は少し豪華にしてもよいのではないでしょうか。近場で、見て、聞いて、感じる体験旅行は可能ではないでしょうか。
中学校の2泊3日はリスクか高すぎるように思いますね。日帰り旅行にして、卒業前にテーブルマナーや日帰りの校外学習にしてはどうでしょうか。
島根の私学の高校で新型コロナ感染症のクラスターがおこりました。その時の、学校に対するマスコミの報道の仕方やコメンテーターの発言をきいて、完璧な感染予防はないといいつつ、一部にできていない状態を切り取って攻撃する状況から、修学旅行中に、もしコロナ感染が起こったらと考えてしまいます。
悩みどころですね。
時間はありません。
みんなで悩み、みんなでより良い判断を望みます。
本当に、お疲れ様です。
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