新着情報 / 活動報告
2020.07.21
社会福祉等について研修しました
JIAMの研修で唐崎にある国際文化研修所に その①
社会保障・社会福祉について
慶応大学 駒村康平 教授より
35歳から44歳の団塊ジュニア世代の課題、子どもの貧困化の問題、貧困世代間連鎖の問題等について学びました。
良い話でした。
経済という窓口から、経済と社会保障の関係をお話ししていただきました。
このことから、現在、子どもの貧困対策のために行っている様々な取り組み、例えば、子ども食堂や学力補充、通塾補助のバウチャー制度のなどがそれにあたるとおもわれますが、そうした点としての取り組みだけでは、個々には一定の成果があったとしても、根本的な課題の解消にはつながっていないのではないかと思うのです。家庭や地域をも含めた、巻き込んだ縦と横の線で結ぶ総合的に取り組みに発展させることが必要だと思います。誰がコーディネートするのかがポイントですが。
かつて、大津市では、子どもの学力や生活を保障するために、総合的な取り組みを、学校の教員が中心となって、家庭、地域、関係機関(福祉、教育、医療)を結びつけながら、実践し成果を上げてきた経験があります。今日的な組織立てをすることは可能だと思うのですが・・・。
九州大学 尾形裕也 名誉教授より
医療計画の見直しについて、第5次、第6次、第7次の内容について学ぶとともに、第8次、いわゆる2025年ビジョンについての説明を丁寧にいただきました。
そのなかで、医療と介護の連携の必要性や在宅医療の重要性がよくわかりました。病床の高度急性期、急性期だけでなく、回復期の充実や医療・介護のネットワークの構築を行うとともに慢性期の医療・介護ニーズに対応していくため、すべての方が、その状況に応じて、適正な場所で適切な医療・介護を受けられるよう、国と自治体が一体となって取り組むことが重要であると思いました。
今回のコロナ感染症については、従来「5疾病・5事業」といわれていますが、5疾病とはがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患をいいます。また、5事業とは救急医療、災害時における医療、へき地医療、周産期医療、小児医療のことですが、新型コロナのような感染症については、その中に含まれていなかったようです。今後は新たに組み込まれるものと思います。
いずれにしても、良い勉強となりました。
社会保障・社会福祉について
慶応大学 駒村康平 教授より
35歳から44歳の団塊ジュニア世代の課題、子どもの貧困化の問題、貧困世代間連鎖の問題等について学びました。
良い話でした。
経済という窓口から、経済と社会保障の関係をお話ししていただきました。
このことから、現在、子どもの貧困対策のために行っている様々な取り組み、例えば、子ども食堂や学力補充、通塾補助のバウチャー制度のなどがそれにあたるとおもわれますが、そうした点としての取り組みだけでは、個々には一定の成果があったとしても、根本的な課題の解消にはつながっていないのではないかと思うのです。家庭や地域をも含めた、巻き込んだ縦と横の線で結ぶ総合的に取り組みに発展させることが必要だと思います。誰がコーディネートするのかがポイントですが。
かつて、大津市では、子どもの学力や生活を保障するために、総合的な取り組みを、学校の教員が中心となって、家庭、地域、関係機関(福祉、教育、医療)を結びつけながら、実践し成果を上げてきた経験があります。今日的な組織立てをすることは可能だと思うのですが・・・。
九州大学 尾形裕也 名誉教授より
医療計画の見直しについて、第5次、第6次、第7次の内容について学ぶとともに、第8次、いわゆる2025年ビジョンについての説明を丁寧にいただきました。
そのなかで、医療と介護の連携の必要性や在宅医療の重要性がよくわかりました。病床の高度急性期、急性期だけでなく、回復期の充実や医療・介護のネットワークの構築を行うとともに慢性期の医療・介護ニーズに対応していくため、すべての方が、その状況に応じて、適正な場所で適切な医療・介護を受けられるよう、国と自治体が一体となって取り組むことが重要であると思いました。
今回のコロナ感染症については、従来「5疾病・5事業」といわれていますが、5疾病とはがん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患をいいます。また、5事業とは救急医療、災害時における医療、へき地医療、周産期医療、小児医療のことですが、新型コロナのような感染症については、その中に含まれていなかったようです。今後は新たに組み込まれるものと思います。
いずれにしても、良い勉強となりました。
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