新着情報 / 活動報告
2020.07.15
電子図書導入について
改めてオーディオブックについての説明を受けました
電子図書導入に要する予算額は約2700万円。
湖南市に次いで県内では2市めの導入となるようです。
新型コロナ感染防止の観点から、三密を避けるための「新しい生活様式」に対応した非来館型の図書館サービスの提供を目的としているとのこと。
以下にような効果が期待されるとのこと。
①非来館型のサービスの充実
②とりわけ、身体に障害がある方や高齢者が利用しやすい
③図書館の開館日や開館時間を気にせず利用可能
④音声読み上げ機能、文字拡大機能により、高齢者や本が
読みづらい方にも利用しやすい
私は、今まで、大津市では、あまりにも社会教育への予算が軽視されてきたと考えています。なかでも、学校図書費や市立図書館の図書費については、常に後回しにされた感が強く、大津市は県内でも最低のランクとなっています。
今回、電子図書導入は、費用対効果については、湖南市でも疑問もあるようですが、身体に障害がある人、高齢者や長期入院患者など、社会的に弱い立場にある人に配慮されたものとなっている点は大いに評価できます。
なにわともあれ、公として、いつでも、どこでも、誰もが利用可能なサービスの提供は、生涯学習の観点からも大切であり、社会教育の充実が図られることは、大津市の大きな前進であると思っています。
課題もありますが、一方で紙ベースの図書の充実も図っていきながら、利用しやすくなるよう、工夫をしていく必要があると思います。

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