新着情報 / 活動報告

2020.07.11

 滋賀、大津の観光業支援対策は大丈夫か

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滋賀県、大津市の観光業支援対策は大丈夫か
滋賀県では「今こそ滋賀を旅しよう」クーポンブックを
大津市は国・県に依存でよいのか

国のGo To キャンペーンが7月22日より開始されるとの報道がありました。当初8月中旬以降になるとの見通しがありましたが、観光業界の疲弊した状況から、急遽に前倒しをする必要があると認識したからでしょう。

県や大津市の第2次補正案が出された中で、滋賀県では滋賀県内の宿泊施設利用者に限定して、5000円のクーポンとクーポン利用施設等を紹介した冊子をチェックイン時の人数分クーポンブックとして配布することとしています。また、「あと宿」滋賀の宿応援プロジェクトで400人限定で宿泊補助等総額500万円を計上しています。

残念なことは宿泊に対する補助が不十分ですし、宿泊施設での日帰りメニューやランチ、ディナーへの補助も工夫がない。これでは他府県が掲げる対策には勝てないのではないかと思いますね。

大津市にいたっては、残念ながら国と県におんぶと言うことなのでしょうか。
無策といっても過言ではありません。残念です。

例えば、観光に力を入れている市は、独自に補助制度を創設し、キャンペーンを行っています。
京都市は2億円を、豊岡市は8000万円を、南あわじ市は3.5億円を予算計上しています。

良い政策だと思われる3つの県を紹介します。

石川県では、総額4億円を計上し、県民限定で、宿泊必須で1人6000円以上であれば補助、7月31日までの2ヶ月限定。

奈良県では、総額5億円を計上し、奈良県民が宿泊施設において宿泊やランチ、ディナーなど飲食プランを利用した場合、料金の70%を割り引く。令和3年5月まで。

徳島県では総額6000万円を計上し、
国の事業とタイアップして、県民対象に宿泊施設を利用した場合、1人5000円を補助。7月31日まで。

再掲 国の「Go To キャンペーン」

問1 なぜ、支援するのか
答1 新型コロナウイルス感染症で訪日客が激減、国内旅行も大幅に減って関係業界は経営難になっているためで、国のお金で旅行を安くして需要を喚起します。

問2 支援の内容は
答2 ホテルや旅館の宿泊費や、宿泊と移動費用をセットになったパック旅行の半額相当分を国が支援します。1泊あたり上限2万円です。日帰りツアーも1日1万円を上限に支援します。何度でも利用できます。

問3 旅行代金も半額になるのか
答3 国が支援するのは旅行代金の半額相当ですが、その7割分を代金から割り引いたうえで、残り3割分は旅先の土産店など登録店舗のみで使えるクーポンとして配布します。地域全体での消費を促す目的があります。


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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2020.07.11

 滋賀、大津の観光業支援対策は大丈夫か

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滋賀県、大津市の観光業支援対策は大丈夫か
滋賀県では「今こそ滋賀を旅しよう」クーポンブックを
大津市は国・県に依存でよいのか

国のGo To キャンペーンが7月22日より開始されるとの報道がありました。当初8月中旬以降になるとの見通しがありましたが、観光業界の疲弊した状況から、急遽に前倒しをする必要があると認識したからでしょう。

県や大津市の第2次補正案が出された中で、滋賀県では滋賀県内の宿泊施設利用者に限定して、5000円のクーポンとクーポン利用施設等を紹介した冊子をチェックイン時の人数分クーポンブックとして配布することとしています。また、「あと宿」滋賀の宿応援プロジェクトで400人限定で宿泊補助等総額500万円を計上しています。

残念なことは宿泊に対する補助が不十分ですし、宿泊施設での日帰りメニューやランチ、ディナーへの補助も工夫がない。これでは他府県が掲げる対策には勝てないのではないかと思いますね。

大津市にいたっては、残念ながら国と県におんぶと言うことなのでしょうか。
無策といっても過言ではありません。残念です。

例えば、観光に力を入れている市は、独自に補助制度を創設し、キャンペーンを行っています。
京都市は2億円を、豊岡市は8000万円を、南あわじ市は3.5億円を予算計上しています。

良い政策だと思われる3つの県を紹介します。

石川県では、総額4億円を計上し、県民限定で、宿泊必須で1人6000円以上であれば補助、7月31日までの2ヶ月限定。

奈良県では、総額5億円を計上し、奈良県民が宿泊施設において宿泊やランチ、ディナーなど飲食プランを利用した場合、料金の70%を割り引く。令和3年5月まで。

徳島県では総額6000万円を計上し、
国の事業とタイアップして、県民対象に宿泊施設を利用した場合、1人5000円を補助。7月31日まで。

再掲 国の「Go To キャンペーン」

問1 なぜ、支援するのか
答1 新型コロナウイルス感染症で訪日客が激減、国内旅行も大幅に減って関係業界は経営難になっているためで、国のお金で旅行を安くして需要を喚起します。

問2 支援の内容は
答2 ホテルや旅館の宿泊費や、宿泊と移動費用をセットになったパック旅行の半額相当分を国が支援します。1泊あたり上限2万円です。日帰りツアーも1日1万円を上限に支援します。何度でも利用できます。

問3 旅行代金も半額になるのか
答3 国が支援するのは旅行代金の半額相当ですが、その7割分を代金から割り引いたうえで、残り3割分は旅先の土産店など登録店舗のみで使えるクーポンとして配布します。地域全体での消費を促す目的があります。




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