新着情報 / 活動報告
2020.06.29
坂本 律院にイノシシ出没
坂本 律院にイノシシ侵入
このごろ、坂本地域にイノシシが出没し、畑や庭を荒らしているとのこと。
土曜日の早朝、4時頃に坂本にあるお寺、律院の境内を掃除されていた阿闍梨様が、目の前を堂々と律院境内を通り、日吉神社の参道に出て行ったイノシシの姿を見て、大変に驚き、身の危険を感じるとともに、時間がたって、中学生や高校生の登校時間にイノシシとかち合えば、大きな問題です。
イノシシは、どうやら境内のはしにある竹藪に生息するミミズを狙い、土を掘り起こして、あたりはぐちゃぐちゃに荒らしたようです。律院の庭は、市が指定する文化財であり、庭が荒らされていたら、大変なことになったところです。
鳥獣対策課はすでに坂本地域のイノシシについては把握しておりましたが、いっこうにその被害がおさまらないこともあり、檻を仕掛けたりオオカミに匂いのする忌諱物をまいたりして、イノシシを寄せ付けない対策を講じています。
しかしながら、野生界と人間界が近くなりすぎて、山に餌がないこともあって、イノシシだけでなく、鹿も猿も同様の問題が生じているところです。
やはり、山の整備をしっかりとすることが大切ですね。下草を刈ったり、間伐したりして野生界と人間界との境を明らかにすることにより、容易に野生動物が人間界に入り込まないこととなります。しかしながら、そのことが十分にできていないし、それを担う山仕事師も育てていない。これが現状です。
なんとかして、山の整備に力を入れていきたいものです。
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