2020.06.22

大津駅前整備　残念

大津駅前公園及び中央通りの活用事業者との協定解除に

平成29年より、通称ジュネーブ構想として中央通り及び大津駅前公園の整備方針を決定し、公募により業者も決定し、平成元年11月20日には、大津駅前公園活用事業基本協定及び中央大通り活用事業基本協定が締結されました。

その後、事業推進グループとの協議が行われてきましたが、事業に係る投資額が資材の高騰、仕様の変更等で当初の計画から大幅に増加することが判明し、計画通りの事業継続が困難である旨の報告を実施業者から市が受けることとなりました。

市としては、再三にわたり事業継続を求めましたが、実施業者より現時点で本事業を実施することは困難であるとの申し出があり、協定解除を行うこととなりました。

従来から、多額のコンサル料を使って、この構想が立てられたけれども、公募において、手を上げる業者がなかったことや、当初、地元との協議も十分でないことなど、問題も多く見られた事業でした。しかし、県庁所在地としての大津駅前の活性化には期待もありました。

パルコが撤退し、西武百貨店が閉店予定。そうしたことに続いての話だけに、残念です。再公募の検討も必要でしょう。

今後の対応として、公園の整備や道路拡幅工事は引き続き計画通り進め、カフェの建設予定であったところは、芝生化に変更し、地域の方々がイベント等で活用できるよう、暫定的な整備を行う予定とのこと。