新着情報 / 活動報告

2019.06.27

公立保育園の民営化は問題だらけ

天神山保育園の民営化は合点がいかない
天神山保育園は同一学区内に堅田保育園があるため、民営化するとの方針である。周辺地域が開発され人口増加や入園希望も増加する予測もされるうえ、公立保育園15園のうち、唯一定員を超えて入園している保育園であるにもかかわらず、わざわざ民営化し保護者や職員を不安にさせている状況は合点がいかない話である。

重度の障害のある子どもの受け入れはどうなるのか心配
全国的な傾向でもあるが、保育難度の高い子どもたちが増加している。大津市内の障害が重度の子どもについては、公立と民間の受け入れ状況は、公立保育園の1園あたり4.00人に対して民家保育園では1園あたり1.43人となっている。中度の障害についても公立保育園では1園あたり5.28人に対して民間保育園では1園あたり2.58となっており、公立保育園の方に障害がある子どもの受け入れが多いという状況となっている。それは、公立保育園の保育士の支援の経験値が高いことに加え、療育等児童福祉のネットワークにより支援がしやすい状況があると思われる。これまで、公立保育園では酸素吸入など医療的ケアを必要とする子どもを受け入れてきた歴史がある。民間保育園では受け入れが難しい子どもを受け入れてきた。公立保育園がなくなれば、こうした子どもたちが行き場を失うことになりかねない。もし、民間で受け入れることになるのであれば、市は相当に補助金制度を見直す必要が出てくると思われる。ある民間保育園で7名の障害がある子どもを受け入れるため5名の加配の保育士を配置し、市より年間1300万円の補助を受けたが、実際に要した人件費は1800万円を超え、数百万の赤字となったという。これが現実です。

チラシ原稿 保育民営化.pdf

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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2019.06.27

公立保育園の民営化は問題だらけ

天神山保育園の民営化は合点がいかない
天神山保育園は同一学区内に堅田保育園があるため、民営化するとの方針である。周辺地域が開発され人口増加や入園希望も増加する予測もされるうえ、公立保育園15園のうち、唯一定員を超えて入園している保育園であるにもかかわらず、わざわざ民営化し保護者や職員を不安にさせている状況は合点がいかない話である。

重度の障害のある子どもの受け入れはどうなるのか心配
全国的な傾向でもあるが、保育難度の高い子どもたちが増加している。大津市内の障害が重度の子どもについては、公立と民間の受け入れ状況は、公立保育園の1園あたり4.00人に対して民家保育園では1園あたり1.43人となっている。中度の障害についても公立保育園では1園あたり5.28人に対して民間保育園では1園あたり2.58となっており、公立保育園の方に障害がある子どもの受け入れが多いという状況となっている。それは、公立保育園の保育士の支援の経験値が高いことに加え、療育等児童福祉のネットワークにより支援がしやすい状況があると思われる。これまで、公立保育園では酸素吸入など医療的ケアを必要とする子どもを受け入れてきた歴史がある。民間保育園では受け入れが難しい子どもを受け入れてきた。公立保育園がなくなれば、こうした子どもたちが行き場を失うことになりかねない。もし、民間で受け入れることになるのであれば、市は相当に補助金制度を見直す必要が出てくると思われる。ある民間保育園で7名の障害がある子どもを受け入れるため5名の加配の保育士を配置し、市より年間1300万円の補助を受けたが、実際に要した人件費は1800万円を超え、数百万の赤字となったという。これが現実です。

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