2020.06.13

国の補正予算をうまく活用したいですね

6月13日
政府2次補正予算成立　約32兆円

昨日国会で第2次補正予算が成立しました。

総額約32兆円となっています。

主には中小・個人事業者向け支援に約2兆2千億円、医療等への緊急包括支援交付金として約2兆2千億円、ここには医療従事者や介護従事者への慰労金も含まれています。

また、一人親家族への支援に子ども一人あたり5万円、第2子以降は3万円が給付されます。

さて、教育に関しての第2次補正予算総額は、1617億円となっています。その内容は、困窮学生等や文化芸術・スポーツ活動への支援や大学研究者への支援、児童生徒等や学生の学びの保障などとなっています。

残念なことには、補正予算全体の教育に占める割合が極端に少ないと言うことです。先日1％と記載しましたが、0.5％となりますね。こんなものなのでしょうか。少ないと思いますが。

さて、学校に今必要なことは、最大限の感染予防対策は言うまでもないことですが、それらを担うマンパワーではないでしょうか。

毎日、教室内の消毒等の感染予防対策に学校の先生が教室やトイレの掃除をしているようではアカン。確かに、人がいないのであればやるしかないけれど、他にやるべきことがあるのでは。何とかしないといけないのではないでしょうか。

スクール・サポート・スタッフの追加配置事業（国1／3・県2／3補助）や学校再開にともなう感染症対策・学習補償等に係る支援経費100万から300万（国1／2補助）を有効に活用してほしいものです。

国の補助が1／3や1／2となり、市の持ち出すがあるように思いますが、地方創生臨時交付金で残りを充てれば、市の持ち出しゼロでいけるはずです。