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2020.05.06
どうする 学校再開
どうする 学校再開
難しい問題です。
緊急非常事態宣言中に、コロナウイルス感染の心配が払拭できない以上、手放しで学校再開を行うことはできないと思いますね。
しかし、心配はあるけれども、学校再開は多くの子どもや保護者が願っていることであり、学校関係者にしても、当然そのように思っている。健康観察をしっかり行い、三密を避けた環境を工夫し、学校施設で学習活動を行うことできれば、課題はあるにしても、一歩前に進むのでは。
私案でありますが、少し考えていることを書いてみましょう。
①原則として、毎日、授業を行う
②各学級の子どもを三密を避けるため、午前班と午後班わける。週ごとに入れ替えても良い。
班は男女別、座席別、小学校では地域別も(集団登校を意識)
③午前中4時間、午後4時間の授業を行い、午前、午後ともに原則として同じ内容の授業を行う。
④始業時間は午前が8時45分、午後が13時とする。
⑤1単位時間を小学校は35分、中学校は40分に短縮する
⑥授業は国語、算数(数学)英語、理科、社会として時間割を組む。ただし、小学校1年生は工夫が必要。
⑦その日の授業教科は、必ず、10分~20分程度でできるプリント学習など成果が見える内容の宿題を課す。翌日に提出を求めて評価する。
授業と課題併せて1単位時間小学校45分、中学校50分を確保する。(家庭学習が授業時間にカウントすることは難しいが、異例の措置とする)
⑧その他の教科は、声を出したり、接触したり、共同でする必要があるなど、今の状況では学校での授業より、個人の家庭学習が好ましいと考えるため、
毎日1教科、小学校で45分、中学校で50分程度でできる課題学習を工夫する。翌日に提出を求めて評価する。(家庭学習が授業時間にカウントすることは難しいが、異例の措置とする)
⑨保護者が感染を心配され、子どもの登校を控える場合は、家庭学習を可とする。PC、タブレット等が家庭で用意できる場合は、zoom等オンラインを活用し授業参加ができるように配慮する。宿題等は自宅に配送する。
ざっと、このように考えてみました。
教室の人数を半分に減らし、単位授業時間を短縮して、授業のコマ数を確保し、家庭学習も活かし、評価につなげることで、
教師の負担はあるものの、後の負担を考えると、比較的やりやすいのではないかと思います。
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