新着情報 / 活動報告
2020.04.16
教育委員会も現場主義で頑張っている
教育委員会も現場主義で頑張っている
学校回りや保護者と話をする中で気になることがあり、教育部長と課長に話をしました。
1つは、5月の連休以降の、学校の取り組みについて、どのように対応していくのかについて、保護者や子どもたちの不安の払拭と要望に応えられるよう、教委と学校とで対策を協議しておいてほしいと言うことです。
おそらくは、緊急事態宣言が全国に拡大されたことから、5月連休までの休校措置は延長される可能性があるとともに、現在行われている登校日のに設定についても、継続は困難になると思われます。その間の子どもへ学習支援をどのようにしていくのか。
また、5月連休明けの3週間後から、具体的に、学習支援のための手立てをどのようにしていくのか。その時の状況にもよると思われますが、学力保障の観点から、保護者や子どもたちの不安やそこからくる要望も、これまでの健康第一から、大いに異なってくるものと思われます。
教育の機会を奪わないように、学習支援をどう工夫していくのか問われるのでは。その具体的な対策を今から考えておく必要があると思っています。
2つめは、高校入試の問題で、出題範囲をどのようにしていくのか、県教委へ問題提起する必要があるということです。
高校入試については、子どもも保護者も最も気にするところであり、何もしないでずるずるとしていると大きな批判を受けることになると思います。
特に不安なのは入試の出題範囲です。授業時数が少ない中で、教科書をすべてこなしていくことには、すでに無理があります。焦ってやれば授業内容がわからなくなるでしょう。塾に頼る子どもや保護者が増えるでしょう。お金もかかります。
ここは、昨日のフェースブックでも言いましたように、中学校2年生までの範囲とすることが妥当であると思いますが。中学2年生までと言うのは、小学校の中高学年も含まれると言うことです。特に社会科は・・・。
それが良いかどうかの判断は学校現場や教育委員会にお任せしますが、市と県の教育委員会同士で、高校と中学校の校長同士で、市PTA連合会にも投げかけて、早急に議論をしてほしいと思っています。次に予想される子どもや保護者の不安を払拭することが、教育の安定につながるはずです。
コロナ問題で、それどころではないようにも思いますが、次の一手をどのように打つのかは重要です。
学校行事の見直しも先手を打ってすすめてほしいものです。
今日、部長と課長に話をしていて、教育委員会のスタッフは、現場主義で、とてもよく考えてくれていると感じました。
明日も校長会との話し合いの場を持つよていとのこと。2点についても議論するとのこと。打てば響く教育委員会。いいですね。
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