新着情報 / 活動報告
2020.02.20
児童虐待について 議会質問
今年度最後の議会に向けて 2月20日
今回は、5点について聞くことにしました。日吉子どもサミットへの活動補助についても聞く予定でしたが、予算書を見ていくつか思い当たる事業があり、個別に話をしに行くことにします。CD持って。日吉中学校の広道先生も一緒に連れて行こうかな。
5点は次の通り
児童虐待について
用務員の雇用形態について
坂本日吉参道拡幅工事について
ギガスクールについて
教育委員会委員の選任について
児童虐待の対応については、次のような内容の質問をしようかと考えています。まだ変更の可能性は大いにありますが。
少し長いです。これは、また、皆さんに怒られそうですが。
子ども家庭相談室の強化と相談員の処遇改善について
千葉県野田市の父親による当時、小学校4年生の児童虐待死事件からほぼ1年が経つ。児童虐待の相談件数は全国的に見ても、右肩上がりで、県内の状況や市内の状況も同様であり、対応する児童に関わる関係機関の緊密な連絡・連携体制の強化が強く望まれる。また、関係機関の職員の研修や人員の確保も重要である。
学校の教員は、よく子どもを観察し、子どもの行動からなんらかの異変を感じたとき、まず、いじめ被害や虐待被害にあっているのではないかとの疑いを常に持って、状況把握に努めることが大切であり、早期発見、早期対応につながるものと考える。
平成15年より滋賀県では全国で最も早く、児童虐待対応教員を学校における分掌上に位置付け、その氏名を市や県の教育委員会に報告している。
学校内での連携や関係機関との連携など、その役割は重要であることから、子どもの観察や家庭状況の把握の必要性など、不断に研修を積み上げる必要がある。県の研修を含め、どのような研修が行われているのか。
市の子ども家庭相談室の相談件数の増加により、相談員が担当するケースの件数は、県内の平均である一人49人のほぼ倍に近い90人を担当している現状と聞く。このような状況を受け相談員の人員不足は大きな課題となっている。
今般令和2年度の骨格予算においては、相談員の増員が図られたことは、大きな前進であると考える。改めて児童虐待への市長の見識あるご判断を評価したい。
しかしながら、相談員のスキルのひとつである資格保有状況を見ると、正規職員は社会福祉主事のみで、他の資格はすべて非正規職員である嘱託職員に頼っている状態であり、全体職員18名に占める非正規職員の割合は7割となっている。
また、本市の子ども家庭室の嘱託職員が他の自治体の福祉職の正規職員として採用されたケースもあると聞いている。
相談員は児童虐待の防止のために親子に寄り添い、子どもの健全な発育を促し、未来を担う人材を育てるという重要な責任を負っている。さらには、子どもの命に直結する場面に立ち会ったり、場合によっては保護者からの攻撃を受け、精神的ダメージをうけるリスクを背負っているなど、より高い専門性と精神力が求められる。
このことから、人材の確保もまた大きな課題となっている。そのようなことから、相談員の賃金や手当などの処遇改善は必要不可欠である。
この他にも、昨年8月に大津でおこった母子心中事件についても追求するつもりです。
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