新着情報 / 活動報告

2019.12.16

公立保育園 民営化するの。


夢・まち 大津 
佐藤健司さんとともに市政の転換を図ります。

おおつ 子育てのつどい
公立保育園の存続を求める会に出席

この会は、12月15日午後に、明日都浜大津で開催されました。

なんでわざわざ公立保育園を民営化するのでしょうか。

幼稚園保育園の無償化による財政負担の問題があります。民間保育園の負担割合は国が1/2 都道府県が1/4 市町が1/4となっており、市の持ち出しが少ない。

一方、公立保育園は全額市町が負担することになっており、大津市市の財政の負担が大きくなる。このように、市の財政負担が大きくなることことが、公立保育園をなくす理由となっています。

しかしながら、国は公立保育園の市の負担分については、地方交付税で措置するとしており、市の負担は公立保育園であっても、民間保育園であっても、負担は変わらないはずです。しかし、地方交付税は何もかも含めて市に入ってくるため、その使い道は一旦市に入ったら、市が判断して活用することとなっており、見えにくく、わかりにくい。

例えば、地方交付税の教育に関すること、なかでも教材整備費は、大津市に1億近い金額が地方交付税として大津市に入ってきているはずですが、大津市の教育予算には、なにも反映されていません。どこに使っているのでしょうね。教育委員会としてもっと文句を言わないとアカン。

このようなことから、地方交付税でなく、公立保育園への補助金として国が市に配分するよう、国に要望していく必要があります。

このようなことから、大津市では公立保育園の民営化を推し進めようとしているのです。

大津市の、この問題についての課題は

①民間保育園関係の予算が120億円に達していること。これは、大津市全体の予算の1割に及ぶ。ちなみに教育予算は89億円ですから、待機児童ゼロのために、民間保育園関係の金額が途方もなく大きい膨れ上がった額であることがわかると思います。これでよいのかどうかの是非を問う必要があります。

②大津市は多くの公立保育園の定員割れを故意に行っており、大津市としての責任を果たせていない。定員割れの原因は、保育士の新規等採用をしないためで、保育士が不足している状態をつくっているからです。

公立保育園への入所希望者は多いのに、入れない状態のつくっているのみならず、定員も充足していない。このことが、良いのかどうかのぜひを問う必要があります。

③障がい児は現在のところ待機児童となっていないが、待機児童となる可能性は高い。大津市では公立保育園があるために救われている現状をどのように評価しているのでしょうか。

大阪市では、保育園を民営化しましたが、待機児童の多くが障がい児であることが問題となっています。

まだまだありますが、長くなりますので、とりあえずこのあたりで終えていきます。


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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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2019.12.16

公立保育園 民営化するの。


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公立保育園の存続を求める会に出席

この会は、12月15日午後に、明日都浜大津で開催されました。

なんでわざわざ公立保育園を民営化するのでしょうか。

幼稚園保育園の無償化による財政負担の問題があります。民間保育園の負担割合は国が1/2 都道府県が1/4 市町が1/4となっており、市の持ち出しが少ない。

一方、公立保育園は全額市町が負担することになっており、大津市市の財政の負担が大きくなる。このように、市の財政負担が大きくなることことが、公立保育園をなくす理由となっています。

しかしながら、国は公立保育園の市の負担分については、地方交付税で措置するとしており、市の負担は公立保育園であっても、民間保育園であっても、負担は変わらないはずです。しかし、地方交付税は何もかも含めて市に入ってくるため、その使い道は一旦市に入ったら、市が判断して活用することとなっており、見えにくく、わかりにくい。

例えば、地方交付税の教育に関すること、なかでも教材整備費は、大津市に1億近い金額が地方交付税として大津市に入ってきているはずですが、大津市の教育予算には、なにも反映されていません。どこに使っているのでしょうね。教育委員会としてもっと文句を言わないとアカン。

このようなことから、地方交付税でなく、公立保育園への補助金として国が市に配分するよう、国に要望していく必要があります。

このようなことから、大津市では公立保育園の民営化を推し進めようとしているのです。

大津市の、この問題についての課題は

①民間保育園関係の予算が120億円に達していること。これは、大津市全体の予算の1割に及ぶ。ちなみに教育予算は89億円ですから、待機児童ゼロのために、民間保育園関係の金額が途方もなく大きい膨れ上がった額であることがわかると思います。これでよいのかどうかの是非を問う必要があります。

②大津市は多くの公立保育園の定員割れを故意に行っており、大津市としての責任を果たせていない。定員割れの原因は、保育士の新規等採用をしないためで、保育士が不足している状態をつくっているからです。

公立保育園への入所希望者は多いのに、入れない状態のつくっているのみならず、定員も充足していない。このことが、良いのかどうかのぜひを問う必要があります。

③障がい児は現在のところ待機児童となっていないが、待機児童となる可能性は高い。大津市では公立保育園があるために救われている現状をどのように評価しているのでしょうか。

大阪市では、保育園を民営化しましたが、待機児童の多くが障がい児であることが問題となっています。

まだまだありますが、長くなりますので、とりあえずこのあたりで終えていきます。




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