新着情報 / 活動報告
2024.04.14
山王祭 例祭と船渡御



4月14日
山王祭 例祭と船渡御
どちらかと言えば、昨日までが東本宮中心の祭で、本日からは西本宮中心の祭となります。本日は朝から東本宮、西本宮の順に例祭が執り行われました。
この西本宮での例祭は、日吉大社で最も大切なお祭と言われています。7基の山王神輿の前で厳粛な神事が執り行われますが、この時に天台宗総本山比叡山延暦寺より天台座主が参拝され、御神前に五色の奉幣、般若心経の読経を奉納されます。
古くより縁の深い日吉大社と延暦寺。明治以降廃絶した神仏習合の名残を色濃く残す、文化的にも大変貴重な神事です。
多くの県市及び地元関係者が来賓として来られます。
昼からは船渡御となります。
西本宮に祀られる大己貴神は、天智天皇の御代、大和の国・大神神社から琵琶湖を渡って比叡山の麓・坂本まで来られました。
その神話を再現するために、7基の神輿は神社を出て、琵琶湖上へと進みます。琵琶湖上では粟津御供(あわづのごく)と呼ばれるお供え物が膳所の5つの神社によりお供えされます。その後、下阪本の若宮神社につき、日吉大社へともどります。1基だけ駕輿丁が交代で担ぎ西本宮まで戻ることとなっています。
さて、その前に、大榊が天孫神社から帰ってくる大榊還御の行事、神馬の渡御が行われ橙色の華やかな衣装を着た大津市長が乗馬します。
さらに、駕輿丁により境内、参道の急坂を担いで生源寺まで移動しますが、その際、担ぎ棒を増やし、高校生等の若い担ぎ手も加わって、ヨイコラと大声を掛け合いながら、移動します。このシーンは感動です。観客も一体となって・・・。
わたしは、どの場面も素晴らしく感動的ですが、この場面がとりわけ印象的で「ぐっ」ときました。
さて、3日間の山王祭は終わりました。15日に酉の神事が東本宮からはじまり各社に祭礼終了の巡拝がされます。
山王祭 例祭と船渡御
どちらかと言えば、昨日までが東本宮中心の祭で、本日からは西本宮中心の祭となります。本日は朝から東本宮、西本宮の順に例祭が執り行われました。
この西本宮での例祭は、日吉大社で最も大切なお祭と言われています。7基の山王神輿の前で厳粛な神事が執り行われますが、この時に天台宗総本山比叡山延暦寺より天台座主が参拝され、御神前に五色の奉幣、般若心経の読経を奉納されます。
古くより縁の深い日吉大社と延暦寺。明治以降廃絶した神仏習合の名残を色濃く残す、文化的にも大変貴重な神事です。
多くの県市及び地元関係者が来賓として来られます。
昼からは船渡御となります。
西本宮に祀られる大己貴神は、天智天皇の御代、大和の国・大神神社から琵琶湖を渡って比叡山の麓・坂本まで来られました。
その神話を再現するために、7基の神輿は神社を出て、琵琶湖上へと進みます。琵琶湖上では粟津御供(あわづのごく)と呼ばれるお供え物が膳所の5つの神社によりお供えされます。その後、下阪本の若宮神社につき、日吉大社へともどります。1基だけ駕輿丁が交代で担ぎ西本宮まで戻ることとなっています。
さて、その前に、大榊が天孫神社から帰ってくる大榊還御の行事、神馬の渡御が行われ橙色の華やかな衣装を着た大津市長が乗馬します。
さらに、駕輿丁により境内、参道の急坂を担いで生源寺まで移動しますが、その際、担ぎ棒を増やし、高校生等の若い担ぎ手も加わって、ヨイコラと大声を掛け合いながら、移動します。このシーンは感動です。観客も一体となって・・・。
わたしは、どの場面も素晴らしく感動的ですが、この場面がとりわけ印象的で「ぐっ」ときました。
さて、3日間の山王祭は終わりました。15日に酉の神事が東本宮からはじまり各社に祭礼終了の巡拝がされます。

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