新着情報 / 活動報告

2024.02.20

2月議会開会

P2200068.JPG P2200058.JPG
2月20日
2月議会開会

本日、2月通常会議が開会しました。
議案の説明に先立って、市長より諸般の報告がありましたので、いくつかを紹介いたします。

1つは、能登半島震災にかかる大津市の支援について
 ・1月1日の発生直後から、捜索や救助、応急給水、建築物応急
  危険度判定、健康管理といった支援活動を行ってきた。
 ・2月に入ってからも水道復旧工事や被災家屋等の公費解体制度
  の受付、住家被害認定調査など現地の状況に応じた支援を継
  続してきた。
 ・これまで被災地に派遣した職員は148名となっている。

2つは、庁舎整備について
 ・大津市庁舎整備基本構想において候補地とした「皇子山総合
  運動公園」と「大津駅・県庁周辺」の2か所について、専門家
  の意見も踏まえながら総合的な検証を行ってきた。
 ・この結果、「皇子山総合運動公園については、国の「別所合
  同宿舎用地」を代替公園とすることで、公園と一体となった
  庁舎整備による交流創出や防災力の向上などの効果が見込め
  るとし。
 ・一方、「大津駅・県庁周辺」については、事業の長期化のリ
  スクや事業費の増大などの懸念がある。
 ・こうしたことから、「皇子山総合運動公園」での市庁舎整備
  を前提として、「別所合同宿舎用地」の取得に向けて国との
  協議を行うとともに、市民ワークショップの開催などを重ね
  ながら、今後の方針を固めていく。

3つは、坂本城跡について
 ・昨年10月から実施している発掘調査において、三の丸のもの
  とみられる石垣と堀が確認された。
 ・明智光秀公が築いた坂本城に関する遺構が確認されたのは昭
  和54年度の調査依頼であり、今回の発掘調査の成果は歴史的
  な価値が高く、私たちの責任において後世に伝えるべき貴重
  な財産と評価している。
 ・このため、すでに当該土地における開発許可は出しているも
  のの、大津市から事業者に対して、工事計画の中止を要請し
  ていたが、このほど、開発許可の廃止を届け出ることに大筋
  で合意に至った。
 ・今後、事業者の協力のもとで大津市において周辺の調査を進
  め、文化庁と協議を重ね、まずは国による早期の史跡指定に
  向けて取り組む。

庁舎整備については、大津駅周辺は捨てがたいところですが、「皇子山総合運動公園」を前提とするとのこと。詳細はまだわかりませんが、気になるのは陸上競技場の機能を2種に堅持することが大事です。十分に配慮され、すすめられることを期待します。

坂本城跡については保存する方向。歴史的価値や地域にも保存を望む声が多くあることから、ありがたいことです。昭和54年の発掘で本丸の遺構と合わせて、国の史跡指定を受けることで国からの補助も見込めることを大いに期待したい。また、周辺の整備、とりわけ駐車場の確保も近々大切になるように思います。
さあ。2月議会です。

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 大津市市議会議員

 細川としゆき オフィシャルサイト
細川としゆき

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本日、2月通常会議が開会しました。
議案の説明に先立って、市長より諸般の報告がありましたので、いくつかを紹介いたします。

1つは、能登半島震災にかかる大津市の支援について
 ・1月1日の発生直後から、捜索や救助、応急給水、建築物応急
  危険度判定、健康管理といった支援活動を行ってきた。
 ・2月に入ってからも水道復旧工事や被災家屋等の公費解体制度
  の受付、住家被害認定調査など現地の状況に応じた支援を継
  続してきた。
 ・これまで被災地に派遣した職員は148名となっている。

2つは、庁舎整備について
 ・大津市庁舎整備基本構想において候補地とした「皇子山総合
  運動公園」と「大津駅・県庁周辺」の2か所について、専門家
  の意見も踏まえながら総合的な検証を行ってきた。
 ・この結果、「皇子山総合運動公園については、国の「別所合
  同宿舎用地」を代替公園とすることで、公園と一体となった
  庁舎整備による交流創出や防災力の向上などの効果が見込め
  るとし。
 ・一方、「大津駅・県庁周辺」については、事業の長期化のリ
  スクや事業費の増大などの懸念がある。
 ・こうしたことから、「皇子山総合運動公園」での市庁舎整備
  を前提として、「別所合同宿舎用地」の取得に向けて国との
  協議を行うとともに、市民ワークショップの開催などを重ね
  ながら、今後の方針を固めていく。

3つは、坂本城跡について
 ・昨年10月から実施している発掘調査において、三の丸のもの
  とみられる石垣と堀が確認された。
 ・明智光秀公が築いた坂本城に関する遺構が確認されたのは昭
  和54年度の調査依頼であり、今回の発掘調査の成果は歴史的
  な価値が高く、私たちの責任において後世に伝えるべき貴重
  な財産と評価している。
 ・このため、すでに当該土地における開発許可は出しているも
  のの、大津市から事業者に対して、工事計画の中止を要請し
  ていたが、このほど、開発許可の廃止を届け出ることに大筋
  で合意に至った。
 ・今後、事業者の協力のもとで大津市において周辺の調査を進
  め、文化庁と協議を重ね、まずは国による早期の史跡指定に
  向けて取り組む。

庁舎整備については、大津駅周辺は捨てがたいところですが、「皇子山総合運動公園」を前提とするとのこと。詳細はまだわかりませんが、気になるのは陸上競技場の機能を2種に堅持することが大事です。十分に配慮され、すすめられることを期待します。

坂本城跡については保存する方向。歴史的価値や地域にも保存を望む声が多くあることから、ありがたいことです。昭和54年の発掘で本丸の遺構と合わせて、国の史跡指定を受けることで国からの補助も見込めることを大いに期待したい。また、周辺の整備、とりわけ駐車場の確保も近々大切になるように思います。
さあ。2月議会です。



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