新着情報 / 活動報告

2024.02.13

令和6年度大津市予算案提示 一般会計予算規模は過去最大の約1346億円

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2月13日
令和6年度大津市予算案提示 
一般会計予算規模は過去最大の約1346億円

本日、2月通常会議の議案の説明がありました。
以下、お知らせします。

1.方針
予算編成に当たっての方針としては、大津市総合計画第2期実行計画の最終年度であることから、これまでの4年間に推進してきたリーディングプロジェクトに基づく計画の成果を、市民の皆さんに実感していただくことを目的としつつ、影響が続く物価高から市民の暮らしや事業活動を守るという新たな視点を加えて編成しているとのこと。
また、財政運営については、歳入では市税収入や地方交付税などの各収入は堅調に推移すると見込まれるものの、令和7年に予定する第79回国民スポーツ大会・第24回障がい者スポーツ大会の開催経費(約13億)、公共施設の適切な維持管理の継続や増加する扶助費(生活に困っている人や子育てをしている世帯や、 障害者などの生活を社会全体で支えるためのお金)など、非常に困難な財政運営となることを想定し、基金(令和6年度繰入金:財政調整基金約27億・公共施設等整備基金約12億など約43億)の効果的な活用や市債(令和6年度約100億:市債残高約732億、700億以下が好ましい)の計画的な発行などを徹底しつつ、積極的な財源の確保と効率的で効果的な支出を推進することにより健全財政の維持に努めるとしています。


2.提出議案
提出議案は55議案。その内、一般会計予算など当初予算関係はは12議案。条例の廃止及び一部改正(主に法令に基づく改正)は40議案となっています。

3.一般会計予算
〇総額 1345億6500万円(4年連続過去最大:+約71億8735万)
〇歳入 市税収入     約508億(-約13億)
     ※2024年6月から納税者本人と扶養家族を対象に所得税
      3万円・住民税1万円の計4万円を定額減税する
    地方消費税交付金  約77億(+約1億)
    地方特例交付金   約20億(+約17億)
     ※定額減税分を増加か
    地方交付税    約143億(+約24億)
    臨時財政対策債   約8億(-約7億)
     ※地方財政収支の不足額を補てんするため、各地方公
      共団体が特例として発行してきた地方債です。その
      元利償還金相当額については、全額を後年度地方交
      付税に算入

〇歳出 総務費 約168億(+約18億) 構成比12.5%
    民生費 約629億(+約21億) 構成比46.8%
    衛生費 約107億(-約5億)  構成比 7.9%
    土木費 約103億(+約6億)  構成比 7.6%
    教育費 約166億(+約23億) 構成比12.3%
     ※教育費が過去最大となるが、長寿命化、トイレ、中
      学校体育館の空調設備などハード面の整備の推進

主な事業
〇介護保険料基準額の1割引き下げ
 ・令和6年度から8年度までの3カ年を介護給付費準備基金50億円
  のうち38億円あまりを活用
〇幼児歯科健診におけるむし歯予防処置手数料の無料化
 ・幼児検診(1歳9ヶ月・2歳6ヶ月・3歳6ヶ月)の際にフッ化物
  塗布の手数料を徴収しない  令和4年度徴収額 約300万
〇学校給食費の食材値上がり分の公費負担の継続
 ・1食当たり小学校で約33円、中学校で約37円を公費負担し、給
  食費を値上げせず据え置きとする 公費負担額 約1億7千万
〇妊婦健康診査無料化・産婦健康診査助成開始
 ・基本受診券補助額を1回当たり上限を3000円から5000円に増額
  し実質無料化    予算額 約3億2700万
〇高校生世代への医療費助成制度の充実
 ・子どもの医療費助成の対象を中学校卒業までから高校生世代
  まで拡充      予算額 1億6600万
〇学校施設の長寿命化改良及びトイレ改修事業
 ・長寿命化 小学校8校(真野・唐崎・雄琴・石山・瀬田東Ⅰ・
  堅田Ⅱ・膳所Ⅱ・晴嵐Ⅲ) 中学校2校(北大路Ⅰ・唐崎Ⅲ)
            予算額48億6000万
 ・トイレ改修 小学校3校(和迩・藤尾・青山) 中学校1校
 (仰木)       予算額4300万
〇学校体育館空調設備設置事業
 ・令和6年度、7年度で中学校14校に設置する 工事期間2年
            予算額 令和6年度  約4億1650万
            令和7年度債務負行為 約6億2480万
〇教育支援ルームの拡充
 ・中学生ウィングを2箇所(明日都:週4日・和迩:週2日)から
  1箇所(瀬田:週2日)を増設 予算額 約71万
 ・アウトリーチ型支援の拡充  予算額 約416万
〇学校内ウィング
 ・別室での支援を令和6年度から校内ウィングとして活動し、モ
  デル校4校に支援担当加配等を配置する 予算額 約727万
〇後期高齢者医療制度加入者向け健康検査の拡充
 ・生活習慣病で治療中の方も検診対象 予算額 約1億190万
〇定住促進リフォーム補助の拡充
 ・補助対象工事に要する経費の10%に相当する額(上限30万
  円)に加え、中学生以下の子ども(出産予定も含む)がいる
  転入世帯については、補助額を補助対象工事に要する経費の
  20%に相当する額(上限60万円)に増額  予算額 900万
〇学区自主防災組織活動補助金の拡充
 ・活動経費の補助率1/2から全額補助へ拡充(上限7万円から10
  万円に)
〇高齢者運転免許証自主返納促進事業
 ・75歳以上の市民が運転免許証を自主返納した場合に、ICO
  CA(6000円分)、公共交通共通乗車券(6000円分)、自転
  車ヘルメット(1個無償配布)のいずれかを選んでいただき、
  記念に交付する     予算額 約600万
〇多頭飼育対策補助金の創設
 ・不妊去勢手術費用 1頭あたり2万円を限度に(飼い主及び動
  物愛護団体)
 ・予防・検査費用 1頭あたり1万円を限度に(動物愛護団体の
  み)         予算額 70万円
〇子ども支援コーディネータ配置に伴う代替教員(市費負担講師
 「常勤講師52人」)の配置
 ・25小学校及び17中学校に配置し、重点的支援が必要な学校は
  複数配置する(小学校5校、中学校5校)予算額 3億2352万
〇スクールサポートスタッフの配置
 ・教員の業務軽減のために人員を小学校、中学校に54人を配置
  (3h/3日/週)       予算額 約2094万
〇学校生活支援員の配置
 ・2つのパターンで140名の支援員を雇用する 
   A25時間/週・38週・70人、B17.5/週・38週・70人

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 大津市市議会議員

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令和6年度大津市予算案提示 一般会計予算規模は過去最大の約1346億円

DSC07901.JPG DSC07902.JPG 2月13日
令和6年度大津市予算案提示 
一般会計予算規模は過去最大の約1346億円

本日、2月通常会議の議案の説明がありました。
以下、お知らせします。

1.方針
予算編成に当たっての方針としては、大津市総合計画第2期実行計画の最終年度であることから、これまでの4年間に推進してきたリーディングプロジェクトに基づく計画の成果を、市民の皆さんに実感していただくことを目的としつつ、影響が続く物価高から市民の暮らしや事業活動を守るという新たな視点を加えて編成しているとのこと。
また、財政運営については、歳入では市税収入や地方交付税などの各収入は堅調に推移すると見込まれるものの、令和7年に予定する第79回国民スポーツ大会・第24回障がい者スポーツ大会の開催経費(約13億)、公共施設の適切な維持管理の継続や増加する扶助費(生活に困っている人や子育てをしている世帯や、 障害者などの生活を社会全体で支えるためのお金)など、非常に困難な財政運営となることを想定し、基金(令和6年度繰入金:財政調整基金約27億・公共施設等整備基金約12億など約43億)の効果的な活用や市債(令和6年度約100億:市債残高約732億、700億以下が好ましい)の計画的な発行などを徹底しつつ、積極的な財源の確保と効率的で効果的な支出を推進することにより健全財政の維持に努めるとしています。


2.提出議案
提出議案は55議案。その内、一般会計予算など当初予算関係はは12議案。条例の廃止及び一部改正(主に法令に基づく改正)は40議案となっています。

3.一般会計予算
〇総額 1345億6500万円(4年連続過去最大:+約71億8735万)
〇歳入 市税収入     約508億(-約13億)
     ※2024年6月から納税者本人と扶養家族を対象に所得税
      3万円・住民税1万円の計4万円を定額減税する
    地方消費税交付金  約77億(+約1億)
    地方特例交付金   約20億(+約17億)
     ※定額減税分を増加か
    地方交付税    約143億(+約24億)
    臨時財政対策債   約8億(-約7億)
     ※地方財政収支の不足額を補てんするため、各地方公
      共団体が特例として発行してきた地方債です。その
      元利償還金相当額については、全額を後年度地方交
      付税に算入

〇歳出 総務費 約168億(+約18億) 構成比12.5%
    民生費 約629億(+約21億) 構成比46.8%
    衛生費 約107億(-約5億)  構成比 7.9%
    土木費 約103億(+約6億)  構成比 7.6%
    教育費 約166億(+約23億) 構成比12.3%
     ※教育費が過去最大となるが、長寿命化、トイレ、中
      学校体育館の空調設備などハード面の整備の推進

主な事業
〇介護保険料基準額の1割引き下げ
 ・令和6年度から8年度までの3カ年を介護給付費準備基金50億円
  のうち38億円あまりを活用
〇幼児歯科健診におけるむし歯予防処置手数料の無料化
 ・幼児検診(1歳9ヶ月・2歳6ヶ月・3歳6ヶ月)の際にフッ化物
  塗布の手数料を徴収しない  令和4年度徴収額 約300万
〇学校給食費の食材値上がり分の公費負担の継続
 ・1食当たり小学校で約33円、中学校で約37円を公費負担し、給
  食費を値上げせず据え置きとする 公費負担額 約1億7千万
〇妊婦健康診査無料化・産婦健康診査助成開始
 ・基本受診券補助額を1回当たり上限を3000円から5000円に増額
  し実質無料化    予算額 約3億2700万
〇高校生世代への医療費助成制度の充実
 ・子どもの医療費助成の対象を中学校卒業までから高校生世代
  まで拡充      予算額 1億6600万
〇学校施設の長寿命化改良及びトイレ改修事業
 ・長寿命化 小学校8校(真野・唐崎・雄琴・石山・瀬田東Ⅰ・
  堅田Ⅱ・膳所Ⅱ・晴嵐Ⅲ) 中学校2校(北大路Ⅰ・唐崎Ⅲ)
            予算額48億6000万
 ・トイレ改修 小学校3校(和迩・藤尾・青山) 中学校1校
 (仰木)       予算額4300万
〇学校体育館空調設備設置事業
 ・令和6年度、7年度で中学校14校に設置する 工事期間2年
            予算額 令和6年度  約4億1650万
            令和7年度債務負行為 約6億2480万
〇教育支援ルームの拡充
 ・中学生ウィングを2箇所(明日都:週4日・和迩:週2日)から
  1箇所(瀬田:週2日)を増設 予算額 約71万
 ・アウトリーチ型支援の拡充  予算額 約416万
〇学校内ウィング
 ・別室での支援を令和6年度から校内ウィングとして活動し、モ
  デル校4校に支援担当加配等を配置する 予算額 約727万
〇後期高齢者医療制度加入者向け健康検査の拡充
 ・生活習慣病で治療中の方も検診対象 予算額 約1億190万
〇定住促進リフォーム補助の拡充
 ・補助対象工事に要する経費の10%に相当する額(上限30万
  円)に加え、中学生以下の子ども(出産予定も含む)がいる
  転入世帯については、補助額を補助対象工事に要する経費の
  20%に相当する額(上限60万円)に増額  予算額 900万
〇学区自主防災組織活動補助金の拡充
 ・活動経費の補助率1/2から全額補助へ拡充(上限7万円から10
  万円に)
〇高齢者運転免許証自主返納促進事業
 ・75歳以上の市民が運転免許証を自主返納した場合に、ICO
  CA(6000円分)、公共交通共通乗車券(6000円分)、自転
  車ヘルメット(1個無償配布)のいずれかを選んでいただき、
  記念に交付する     予算額 約600万
〇多頭飼育対策補助金の創設
 ・不妊去勢手術費用 1頭あたり2万円を限度に(飼い主及び動
  物愛護団体)
 ・予防・検査費用 1頭あたり1万円を限度に(動物愛護団体の
  み)         予算額 70万円
〇子ども支援コーディネータ配置に伴う代替教員(市費負担講師
 「常勤講師52人」)の配置
 ・25小学校及び17中学校に配置し、重点的支援が必要な学校は
  複数配置する(小学校5校、中学校5校)予算額 3億2352万
〇スクールサポートスタッフの配置
 ・教員の業務軽減のために人員を小学校、中学校に54人を配置
  (3h/3日/週)       予算額 約2094万
〇学校生活支援員の配置
 ・2つのパターンで140名の支援員を雇用する 
   A25時間/週・38週・70人、B17.5/週・38週・70人



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