新着情報 / 活動報告
2024.02.11
「世界のオザワ」逝く 残念
2月11日
「世界のオザワ」逝残念残念
一昨日夕刻の「世界のオザワ」こと小澤征爾マエストロの死去の報道に驚きました。残念です。
翌日の京都新聞の評伝は素晴らしかった。読んでいて涙が出てきました。記事は小池真一共同通信記者と記載され、確かな取材に裏付けられた内容で、「そうだったのか」と気づかせてくれた。
『ウィーンフィルの定期演奏会終演後、聴衆はこのアジア人音楽科に惜しみない拍手と「ブラボー」を送った。その理由を、興奮気味の初老の女性が「だって、マエストロ・オザワのように、温かい人柄を音楽で表現できる人が他にいますか?」』
『小沢さんは、「温かさ」について、歌劇団の音楽監督室でしみじみと語ってくれたことがある。「聴く人を感動させる美しい音楽は、沈んでいく夕日を見たときのような悲しい味がするんです』
『1959年欧州に向けて旅立った23歳の小沢さんはフィリピンの港の貨物船上で、水平線に沈んでいくでっかい太陽を見た。乗務員と一緒に静かに見つめたその記憶は終生、鮮明なまま残り続け、「いい音楽を落ち着いてきくとき、心のある夕日」の原風景となった。この年の秋、フランス・ブザンソンの指揮者コンクールで優勝し、「世界のオザワ」への道を歩み始めた。』
さて、坂本城の外堀の石垣と堀の遺構がみつかりましたが、10日、11日の現地説明会に、各々1000人を超える人が来られているとのこと。市内外、県外からも。坂本城への皆さんの関心の高さを感じます。
「世界のオザワ」逝残念残念
一昨日夕刻の「世界のオザワ」こと小澤征爾マエストロの死去の報道に驚きました。残念です。
翌日の京都新聞の評伝は素晴らしかった。読んでいて涙が出てきました。記事は小池真一共同通信記者と記載され、確かな取材に裏付けられた内容で、「そうだったのか」と気づかせてくれた。
『ウィーンフィルの定期演奏会終演後、聴衆はこのアジア人音楽科に惜しみない拍手と「ブラボー」を送った。その理由を、興奮気味の初老の女性が「だって、マエストロ・オザワのように、温かい人柄を音楽で表現できる人が他にいますか?」』
『小沢さんは、「温かさ」について、歌劇団の音楽監督室でしみじみと語ってくれたことがある。「聴く人を感動させる美しい音楽は、沈んでいく夕日を見たときのような悲しい味がするんです』
『1959年欧州に向けて旅立った23歳の小沢さんはフィリピンの港の貨物船上で、水平線に沈んでいくでっかい太陽を見た。乗務員と一緒に静かに見つめたその記憶は終生、鮮明なまま残り続け、「いい音楽を落ち着いてきくとき、心のある夕日」の原風景となった。この年の秋、フランス・ブザンソンの指揮者コンクールで優勝し、「世界のオザワ」への道を歩み始めた。』
さて、坂本城の外堀の石垣と堀の遺構がみつかりましたが、10日、11日の現地説明会に、各々1000人を超える人が来られているとのこと。市内外、県外からも。坂本城への皆さんの関心の高さを感じます。

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