2023.12.19

11月議会トピックス

12月19日
11月議会トピックス

今議会では、多くの質疑がされ、前進点もあれば、そうでない点もありましたが、３点お知らせをしておきたいことがあります。

まずは、小中学校体育館に空調設備の設置の方針が示されたことです。
新和会として政策要望の重点の１つに小中学校体育館の空調設備設置を掲げていますが、今議会において、執行部から新規の長寿命化改修工事の小中学校から取り組む方針が示されました。熱中症への対応や災害時に避難所となる小中学校の体育館の環境改善がはかられることとなります。ただし、詳細の計画はこれからとなります。一刻も早いすべての学校への空調設備の設置が望まれるところです。大きな前進です。

次に、介護保険料を引き下げの方針が示されたことです。
第８期計画期間である３年間の介護保険料の合計歳入見込額が約２２０億円となっている中で、令和４年度末の介護給付費準備基金の残高が約５５億１千万円となっていることから、第９期計画期間中の介護保険料の算定に当たっては、国の制度改正の内容や社会経済情勢を踏まえながら介護給付費準備基金の活用を含めて検討することになりました。介護保険料は今少し削減されるべきと思います。

さらに、給与、報酬等の条例改正にかかる３議案を否決し、修正案が提出される見込みとなりました。
人事院勧告にともなう大津市長及び副市長の給与等、常勤監査委員の給与等、大津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、それぞれ特別職等や議員の給与等が増額となる３議案を否決し、新和会と湖誠会が修正案を共同で提出する見込みとなっています。ただし、一般職等については人事院勧告の方針に則り給与等の増額ははかられます。人事院勧告は尊重すべきと考えますが、この時期に議員及び特別職等については増額すべきでないと判断した結果です。

写真は総務常任委員会における議案審査の状況です。
この委員会では人事院勧告にともなう大津市長及び副市長の給与等、常勤監査委員の給与等、大津市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを審査し、いずれの原案も否決されました。