2023.10.02

予算決算常任委員会総務分科会

10月2日
予算決算常任委員会総務分科会

本日は、午前中は令和4年度決算の認定について、政策調整部、消防局、総務部、出納室、議会局、選挙管理委員会事務局、監査委員事務局が所管する案件について審査しました。多岐にわたった質問がありました。

また、昼からは総務常任委員会を開催し、令和6年度から令和10年度までの中期財政フレームの説明を総務部より受けました。

少子高齢化等を背景に増嵩する扶助費や特別会計への操出金、加速化する公共施設の老朽化対策経費、国スポ・障スポをはじめとした大規模事業の進捗に伴う大きな財政需要等を適切に反映させた結果、フレーム期間中の収支バランスを取るためには、各種基金を活用した財政運営が不可欠となる非常に厳しい見通しとなるようです。

令和6年度の公共施設等整備基金においては、約9億円を学校施設長寿命化改修につぎ込むことや、財政調整基金を約9億円国スポ・障スポにつぎ込む必要があるなど、市政の維持継続するために必要な財政出動が不可欠な状況となるようです。

こうした状況を改善していくためには、税収を増やすことが何よりも重要です。そのため、人口の増加施策をどう推進するのかが大きなテーマとなります。大津市は若者の人口流入が期待できるところです。保育園や幼稚園の環境整備及び小中学校の環境整備は子育て世代の大津市への人口流入においてキーとなるものと思います。現在も頑張っていただいていますが、より一層充実していきたいものです。