新着情報 / 活動報告
2019.11.01
学校園用務員さんの雇用止め
幼稚園、小中学校の用務員27人の雇用止めが・・・・
大教育委員会は次年度の用務員の雇用について、民間委託を拡大し、嘱託、臨時職員の雇用を大幅に雇用しないとしています。
従来から、再雇用期間が切れる(65歳)用務員の配置学校園から順次民間委託は行われてきており、そのことについて異議を唱えるものではありません。民間委託の方が欠席された場合も補充され、代理の方が勤務することになっており、学校にとっては、都合が良いという点があることも、十分に承知はしておりますが、65歳まで雇用されると考えて、生活設計を行っているものにとっては、驚きの提案であると思われます。
教育委員会の方針については理解しつつも、今回の27人もの人数の雇用を切るという状況は、過去にも例がないことで、大きな問題であると思われます。
おそらくは会計年度任用職員への移行に伴う財政上の負担増が大きな問題となっていると思われますが、結果として、大津市に在住の市民の雇用を切ることになるのは、いかがなものか。
今後の教育委員会の動向を注視したいと思っています。
私は、長く学校に勤務し、校長を務めさせていただきましたが、学校園に勤務する用務員さんは、学校経営におけるチーム学校の一翼を担うものであり、校舎対策や美化対策、地域連携において、欠かせない人員だと認識してきました。
ですから、許される限りにおいて、校長が直接に相談し、指導をし、一緒に学校づくりをすすめていくことが、これからも求められるのではないかと思っています。そのことが理解できない執行部では情けない。
法にかない、理にかない、情にかなう市政を切望したい。
この度の措置には無理があるように思います。
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